
「まとまった休みが欲しい…」と長年願い続けていたら、突然アウトドア派泣かせの長期休暇が舞い込み、戸惑っているSYUMI LABO執筆者のマエダです…
今回は自宅で気軽に楽しめる【うどん作り】にチャレンジしてみたので、そのレポです!我が家では4歳と1歳の子供たちと楽しみましたが、恋人や友達とやってみるのも楽しいと思いますよ!
【気軽に楽しむ】自宅でうどん作り!

本当はざる蕎麦派な私ですが、子供たちが参加できる事(難易度)も踏まえてうどん作りに挑戦しました。それに、作る楽しさと食べる喜び。料理は全工程が楽しい経験にもなるのでオススメです!
自家製麺ですから大変そうに感じる方もいらっしゃると思いますが、意外に必要な物も少なくお住まいの近くに100均でもあればすぐにチャレンジできるので、興味がある方は是非挑戦してみて下さい。
参考レシピ
今回参考にさせて頂いたサイトはコチラ▼
材料(3人前)
- 小麦粉 300g
- ぬるま湯 140cc
- 塩 15g
- 打ち粉(片栗粉使用)
使う道具
- 計り
- ボール
- 麺棒
- ポリ袋
必要な道具や材料を見ただけでも、グッとハードルが下がったと思います!早速作る工程の紹介へ。
作り方(手順)
手順は簡単!(所要時間約2時間)
- 分量を計る
- まぜる
- 踏む
- 寝かす(約30分)
- こねる
- 寝かす(約15分)
- 伸ばす
- 切る
- 茹でる
が基本です。寝かす時間も含めて2時間程度で完成できたので、思い立ったらその日の晩ご飯にも間に合いますよ!
分量を計る
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3人前
- 小麦粉300g
- 塩15g
- ぬるま湯140cc
まぜる工程の前にしっかりと分量を計りましょう。ここさえしっかりしていれば、全工程の50%はクリアしたと思ってもらってOKです!笑。特に僕のように初めてチャレンジされる方は、しっかりと!
※計りは100円ショップや、日用品を扱うスーパーマーケットでも購入できます。
※ぬるま湯と塩は合わせてよく混ぜ、食塩水にしておきます!
まぜる(みずまわし)
計っておいた小麦粉をボールへ移し、食塩水3分の2を全体へ回し入れます。ここからは素早く全体へ水分が回るように混ぜていきます。ある程度混ざったところで、残りの食塩水を入れさらに混ぜます。
だまになっている箇所があれば手でほぐし、全体がそぼろ状になるのが理想的!ここでは【こねる】というより【混ぜる・ほぐす】の方がイメージに合うと思います。素早く丁寧に混ぜましょう。
グルテンを理解しよう!
生地に食塩を加えるのは、小麦粉のグルテンの形成をより促進させるためです。グルテンはうどんに、あの独特のコシを与えてくれるもの。だからといって塩を入れすぎると生地が固くなりすぎて、うまくつくれないことがあるので注意してください。なお、麺の塩分はゆでるときに9割以上、お湯の中に溶け出します。
【醍醐味】うどんを踏んでみる!

全体がそぼろ状になった生地をこねていきます。そぼろ状の生地を手で力強く押し込み、1つの塊へしていきます。ここではかなり力がいるので、お子さんと一緒にやる場合はパパorママの出番です!ひとかたまりになるまで、力強くこねていきます。
ひとかまたりになったら、次は踏んでいきましょう。もちろん手でこねてもいいですが、なんせ力がいるので生地を袋に入れて踏む方が楽です。
我が家では大きなゴミ袋を使いました。大きなポリ袋などを使う際は生地を端っこに置かず、袋の中央に置いて下さい!端っこに置いて踏むと、だんだんと生地がのびる段階で袋が破けてしまいます…。袋の真ん中に置いてくまなくフミフミして下さい!
生地を寝かせる【1回目】

フミフミした生地を1度、写真のようにひとまとめにし、ここで1回目の【寝かせ】です。生地を1度熟成させましょう!
生地の熟成は暖かいほど早く進み、寒いと遅くなってしまいます。だいたい30分〜1時間が一般的です。
覚えておこう!
- 踏む・揉む ▶︎生地にコシを与える
- 寝かす・熟成▶︎生地のコシが消える
生地に指を押し当て指痕が元どおり消えてしまうようなら、熟成がまだ足りない証し。逆に指痕が戻らない場合は熟成が進みすぎている様子。理想は指痕が3分の1程度、軽く戻るくらいが目安です!
コシが消えてもいいの??
生地をこねると、どんどん固くなっていきます(グルテンがつながり、引きのばされていきます)。この固い生地の状態で、無理に力を加えてのばそうとすると、せっかくのグルテンが切れてしまう恐れがあります。そこでいったん生地をねかせるわけです。ねかせている間にグルテンがゆるんでくるので、生地がやわらかくなり、次の作業が容易になります。
生地を揉む
1回目の熟成が終われば生地を揉みます。熟成によって緩んだグルテンを、もう1度鍛えます。それと、ここでの【揉む】作業はのちの【生地を伸ばす】作業の時に、生地を伸ばしやすくする為もあります!
生地の端を内側へ押し込むように揉みます。少しずつ生地を回しながら、外側を内側へと押し込んでいくと、ひっくり返した時に綺麗な丸になります。だいたい2回転程、生地を回しながら揉みましょう!
生地を寝かせる【2回目】
ここで2回目の【寝かせ】です。
だいたい10分〜20分程、生地を熟成させます。先程と同様、指を押し当てて確認します!
伸ばして切って…

【もうすぐ完成!遂に食べられます!】
ここからは生地を伸ばして切って、麺にしていきます!
テーブルや作業台など、すこし広めの綺麗なスペースで打ち粉をし、生地を伸ばしていきます。打ち粉には、小麦粉だと馴染みやすいので、生地どおしがくっつかないように片栗粉を使用しました。

【100均で購入した麺棒が活躍!】
ひとかたまりの生地に麺棒を押し当て、少しずつ伸ばし広げていきます。生地を伸ばしていく際の注意点は、どうしても端の方が薄くなってしまうので、中央部分から満遍なく伸ばす事を意識して下さい。また、打ち粉が足りないと感じれば多めに打ち粉を足しましょう!

【厚さの目安は約3mm】
理想を言えば、この後に生地を畳んで切った際、麺の長さを均一にするために四角く広がる方が良いです…。
ご家庭で食べる際は、そこまで難しく考える必要はないので楽しんでください!(我が家のチビたちはピザみたいと言ってました笑)

【1番難しい作業…】
テレビ番組などでみる麺職人の切る作業は、いとも容易く切ってしまいますが…とても難しいです。
やはり見るのとやるのは大違い!皆さんも難しさを体感してみて下さい。
うどんを食べてみる!

我が家はせっかくなので【ざるうどん】で頂きました!メッチャ美味しかったです○
麺はタップリのお湯で茹でます。いつもお家で食べる冷凍のうどんとは違い、しっかりと茹でていきます。だいたい10分ほど茹でますが麺の太さがまばらの時には注意して、味見をしながら茹で具合を確認しましょう!細い部分は茹で上がっていても、太い部分はまだだったり…。
暖かいうどんを食べたい時にも茹で上がったら1度ザルに上げ、流水でぬめりを洗い流してコシを出して、もう1度熱いお湯で温めるとより美味しく食べれます!
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【我が家のオススメの食べ方!】
少し余ってしまったうどんを次の日の夜食として、我が家の奥さんが【カルボナーラうどん】にリメイクしてくれました。
これが絶品!麺が均一の細さでないのがまた、ソースがよく絡み美味しい。手打ちのうどんが生パスタのよう。気になった方は1度お試しください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
インドアな趣味をお探しの方、仲間や子供達と楽しみたい方にオススメなうどん打ちでした!
僕自身も初体験でしたがコレは是非、皆さんにも体験してもらいたい趣味の1つになりました。作って楽しい!食べて美味しい!
是非興味を持った方はチャレンジしてみて下さいね。