
最近はおうち時間の影響もありしっかりおじさん体型に近付いていますが、「まぁ少し運動すればあの頃の体にすぐに戻るでしょ!」と思ってます。
遂に考え方までオッサン化している事に焦っているSYUMI LABOのマエダです。。
今回は、実は1年前から”カッコよさ”を求めて始めていた趣味についての記事です。その名もペニーボード!
実際にペニーボードに1年乗ってみた感想と、スケートボードとの違いについてもまとめてみました。「これからペニー始めてみたい!」という方にはオススメの記事になっています。
ペニーボードを1年乗ってみた
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かれこれペニーボードを乗り始めて1年経ちました。きっかけは、国際結婚をしている事もあり、定期的に行く海外での移動手段が欲しい!できれば海外のYouTubeに登場する、プロのスケーターのように、カッコよくスムーズに乗りこなしたい!
かと言って、若者の中に入ってスケートパークへ行く勇気もない。オーリーなどのトリックがしたい訳でもない。沢山検索した結果スケートボードではなく、ペニーボードにチャレンジしてみる事にしたのが1年前という事ですね。
ペニーボードってこんなモノ!
まずペニーボードと呼んでいますが正式には、ミニクルーザーという種類の中でオーストラリアの【Penny社】が手掛けるプラスチック製のクルージングボードが【ペニーボード】と総じて呼ばれています。
ミニクルーザーの、人気の火付け役としてPennyが有名になったので【ミニクルーザー】=【ペニーボード】と混同している方が多いようです。(僕もその1人でした)
スケボーとペニーボードの違い
まず挙げられるスケートボードとペニーボードの違いは、街乗りに向いているか?という事が大きな要因。
デッキ(板の部分)の違い

一般的にトリック用と考えられるスケートボードは、トリック時に引っ掛かりが良くなるように、キックと呼ばれるボード前後の部分が反り上がっています。一方、ミニクルーザー(ペニーボード)は後ろ側だけが反っていて、前方は平たい形をしています。
材質はスケートボードが木の板で作られているのに対して、ペニーボードは軽量のプラスチックで作られている。
ウィール(タイヤ)の違い

スケートボードのウィールは小さくて固いのに対して、ペニーボードのウィールは大きくて柔らかいモノが一般的です。
よく問題にもなっていますがスケートボードで歩道を走ると、音が激しく騒音が気になる事があります。
一方でペニーボードはクルージング(街乗り)を目的として作られており、柔らかいソフトなタイヤなので、スケートボードと比較すると格段に”音”は小さいのが特徴です。
重さの違い
先程ペニーボードのデッキはプラスチックで作られている話がありました。スケートボードと比較すると、ペニーボードの重さは約半分程と言われており、持ち運びに長けています。
また専用のバッグが製造されていたり、バックパックに固定して移動するスケーターがいるなど、電車での持ち運びや旅先での利用などの使い方も楽しいですね。
推進力の違い
軽いワンプッシュで得られる推進力は、滑らかなウィールの回転が必要になってきます。滑らかな走りを実現する為には、より良い性能のベアリングを使う事が大きく影響してきます。
ハマりだすと自分好みにパーツを交換していくことも可能ですが、ペニーボードには最初から良いベアリングが装着されている事も大きな特徴の1つです。
安価なモノと本物の違い

画像上が、我が家の子供が乗っている安価なミニクルーザー(22インチ=約56センチ)。
画像下が筆者が乗っている、Penny(27インチ=約68センチ)
たまに子供のミニクルーザーにも乗ることがあるのですが、やはり滑らかな推進力は感じられません。すぐに止まってしまいます。
それともう1つは、筆者の体重で約63キロ程ですがデッキのしなりを感じます。たぶん激しく扱うと折れてしまうと思います。子供の遊び道具としては、あまりスイスイ進まれるのも怖いので、お子さんには安価なモノでも良さそうです!
ペニーボード22インチ・27インチの違い
ペニーボードを選ぶときに1番悩むポイントが、このサイズの違いになります。実際に僕の手元には2つのサイズ(22インチ・27インチ)が有りますが、余程の理由がない場合は22インチにしてください。
僕の場合もかなり悩み、色々なサイトを参考にした結果、どのサイトを見渡しても「初心者は27インチがオススメ!」とあったので27インチを愛用していますが、結局は22インチが欲しくなります。
それもそのはず、27インチがオススメな理由は「デッキが大きくて乗りやすい」から。けれど練習をすればある程度は乗れる様になりますし、多くの場合でスケボーではなくpennyに興味がある方は“街乗り“や“持ち運びやすさ“を求めていると思います。
27インチは乗り心地も良く、練習には最適です。しかし「プラスチックで軽い」とは言え、充分重いです笑
悩んだ時には初志貫徹、軽くて持ち運びやすいけれど練習が必要な22インチが絶対オススメです!(どうせ27インチも練習が必要)
定番ペニー22インチ

デッキサイズ | 長さ57cm×幅15cm |
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トラック | 3インチ |
ウィール | 59mm |
重量 | 1.9キロ |
練習に最適27インチ

サイズ | 長さ68.58cm×幅19cm |
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トラック | 4インチ |
ウィール | 59cm |
重量 | 2.3キロ |
ペニーボードを1年乗ってみた感想

34歳。無事、運動不足のオッサンになりました。「このまま格好悪いオッサンになってもいいのか?」と自問自答を繰り返す日々です。悩んでもしょうがない!若い頃のように、即決。即行動を心に誓い、始めたのがペニーボード!
最初の頃の練習は日々の自宅から駐車場までの100メートル程を、出勤時と帰宅時に乗りました。(1日約10分、2〜3回程度/1週間)たまに休日、公園まで子供が自転車で走る後ろを付いて走ったり。
現在はコンビニに行ったり、子供と出かける時に乗ったり。歩き以上・自転車未満の使い方がほとんど!
【①乗ってみた!】
乗り始めて一年以上経ちました。感想は”楽しいけど難しい!”が正直な気持ちです。元々は様々なスポーツ歴(スノボもやってました)もあり運動神経は良い方でしたが、運動不足も祟り一般的な女性の方にも参考になる感想だと思います。
まず最初の頃は、ペニーボードのデッキの長さに慣れる事が必要になります。想像するスケボーよりもデッキ部分が短いので、足の置き場に悩みます。まずは自然と足を置けるように、楽しく練習してください。
ペニーボードはスケボーとは違い、特有のガラガラ〜という音が気にならない程静かなので、夜中でもない限り近くへは乗って行けます(練習できる)
【②止まってみた!】
普通に真っ直ぐ乗ったり軽いカーブなら自然に曲がれるようになった頃、急に疑問が……。
「街乗りするなら、どーやって急に止まる?」
そこからYouTubeを見漁り、止まり方を勉強しました!簡単な足を擦って止まる方法や、飛び降りる時には前方へ飛ぶなど
色々と勉強する中で、僕はコチラの動画が分かりやすくて参考にさせて頂きました!
【③こいでみた!】
ペニーボードを楽しんでいると推進力を得る為の行動が、”足で蹴る”だけではない事を知りました。その為には”チックタック”や”パンピング”という技?技術を駆使します。
パンピングは普段から試してはいますが、まだ上手く力が伝わっていない感じです。チックタックは徐々に出来ている(と思う…)
現状はこの2つを上手く出来る様に頑張っているところです!ここをクリアすれば、いよいよ街乗りでも自然に乗れる事でしょう。
時間があれば3ヶ月くらいでいけそう!
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実際にペニーボードに乗ってみて思うのは、僕みたいな運動不足のオッサンでこれくらい。若い方、少し時間のある方なら3ヶ月くらいで乗りこなせるようになるのでは?と感じています。
また女性でペニーボードに乗っている方も時折見かけますし、女性にも人気の様です。何より”可愛く見える”というのもペニーボードならではの人気の秘訣でしょう。デザインやカラーリングの種類が多く、自分好みのモノを見つけやすかったり、その後のカスタマイズも楽しみの1つになってくるでしょうね。
是非、チャレンジしてみて下さい!