
【準備編】ぬか漬けやってみた!
今回は、実は以前から興味があった”ぬか漬け”にチャレンジしてみました。色々なサイトで調べてみると引っかかる点がいくつかあり、それなら自分でやってみようというのが今回の記事のテーマです。
基本的な部分は色々な情報サイトと一緒なのですが、ぬか床を育てる段階で風味づけのために入れる昆布や椎茸、鰹節等は調べてみてもイマイチわからない…。
それなら”何を入れればどう変わるのか?”などの実験もしてみたいと思い、チャレンジしてみる事にしました!ぜひ今晩の晩酌のお供に、あなたもぬか漬けにチャレンジしてみませんか?
【用意するモノ】容器に悩む…
必要なモノはと言うと、ごくごく一般的なモノになってしまいます。
- 米ぬか
- 塩
- 水
- 唐辛子
- 風味付け用のコンブなど
- 容器
米ぬかは酸化しやすいようで”新鮮さ”が重要なのだとか。僕は”生ぬか”と呼ばれるモノをお取り寄せしました。(注文を受けてから包装されたモノ)
あとは好みの問題になると思うのですが、やはり1番悩んだのが容器でした。

一応、漬物を作る為の写真左の”漬物オケ”と呼べばいいでしょうか?これがホームセンターでは1番小さかったモノでした。それと100均で1番大きかったタッパ。表記は3リットル。
どちらが良いのか悩みましたが、結局タッパで丁度良かったです。ちなみに今回1キロの米ぬかを使ってぬか床を作りましたが、3リットルのタッパで丁度くらいでした。
(僕は混ぜる時に1度タッパからボールに移して混ぜているので、メンドクサイ方は最初から、もっと大きな入れ物にしておくと洗い物も増えないと思います)
ぬか床を作る

まず米ぬかを用意するのですが、いかんせん何が良いのかわからなかったのですが、今回は楽天市場で取り寄せた「内野米穀」さんの国産米ぬか1キログラムを注文しました。
この「内野米穀」さんの米ぬかは生ぬかと言うことで、米ぬかにも新鮮さは必要なようです。
まずはパッケージに書いてある通り、500グラムを測り、この米ぬかの中に3.5カップの水と食塩80グラムを混ぜていきます。(1カップ= 200 CC)
情報サイトによっては米ぬかにまず塩を混ぜ込み、少しずつ水を足しながら混ぜていくと言う方法もあるようですが、今回はパッケージ通りに作っていきます。
まず80グラムの食塩と水を合わせて、煮立てたのち冷ました食塩水を米ぬかに混ぜていきます。

この時にぬか床の柔らかさなのですが、色々と調べてみた結果、硬すぎず柔らかすぎの泥団子程度がベストのようです。
手でぎゅっと握ってみて泥団子のように形成でき、それでいてじんわりと水分を感じられる程度が良いようです。
(パッケージ通りに作っていますが、後々ぬかを追加する時には柔らかさを覚えておく必要がありそうです)
ここまでが基本的なぬか床の準備になります。
ぬか床に風味をつけていく
ここからはオリジナリティーとも呼べる、ぬか床に風味づけをしていきます。多くの場合はこんぶや鰹節、干し椎茸、煮干しなどのおだしが取れるような材料を混ぜていきます。
それと防腐作用がある唐辛子や実山椒も一緒に用意しましょう。

僕自身のオリジナリティーは言うと、「風味付けがあるのとないのでは、どれぐらい違うのだろう?」と言うことが気になり、今回はまず唐辛子(防腐作用)のみを入れて作ることにしました。
正直言うと超ずぼらな人間ですから、和風だしで試してみたいところではあるのですが、それはもう少し悩もうと思っています。
ここまでで野菜をつける前までの準備は完了です。
捨て漬けをする

次に行うのは捨て漬けと呼ばれる、ぬか床の発酵を促す作業です。お家にある捨ててもいいクズ野菜をまずは漬けていきます。
捨て漬けは野菜の持つ適度な水分や、発酵を促す為の栄養分の補充が目的です。最初はキャベツの外側の葉っぱが家にあったので、軽く塩もみをして漬けました。

捨て漬けするクズ野菜を入れた後は、空気を抜くように全体を手で押して均します。この作業はぬか床に住む菌が空気が少ない環境を好むので、より発酵を促す為を目的としています。
最初の捨て漬けは1日1回混ぜながら、3日間置いて取り出してみましたが、全然発酵されてる様子もなく元のままの硬さでした。

次にキャベツの芯をまた4日ほど漬けてみました。かなり固い部分ですが、今回は少し発酵されている感もあり、前回とは違い少し柔らかくなっていました。

3度目は玉ねぎの捨てる部分です。残念ながらクズ野菜と言われても、なかなかないもんですね。
1日1回混ぜながら様子を見て、3日目で取り出しました。今回は2回目よりも、かなりしんなりした様子で、発酵が進んでいるようです。

4度目は奥さんに頼んでとっておいてもらったクズ野菜たちです。ここまでくるとなんだか豪華に見えますね笑。

3日経ちました、もう充分発酵が進んでいると感じています。茄子のヘタを洗って食べてみましたが、しっかり味があり漬物になっていました。
コレが美味しいのか?は、ちょっとまだわかりませんが、これにて捨て漬けは完了という事にしたいと思います。
次回に続く
結局ここまでで2週間程経ちましたので、一旦準備編としてアップしておきます。次回は”漬けてみた”と”風味付けしてみた”の内容をまとめたいと思っています。
果たして、風味付けにはどれくらい意味があるのか?顆粒の和風だしを使ってしまうのか?自分自身でも楽しみです!