
今回は無料で使えるJw-CADのインストール方法をまとめておきます。
Windows・Mac共に使う事が出来ますが、若干インストール方法が違います。また、僕自身がインストールや実際に使った時につまずいた設定方法なども併せて紹介しておきますので、参考になれば嬉しいです。
【Windows・Mac】無料で使えるJw-CADのインストール方法
建築系や設計のお仕事では欠かせないCAD。僕自身はレザークラフトの型紙を作るために必要だったのですが、Mac版でのインストールでは所々でつまずき、なんやかんや時間を取られてしまいました。
また実際に設計した型紙をPDF化して印刷をしようとすると、上手く動く仮想プリンタを探すのも設定方法も時間がかかり一苦労。
基本的にJw-CADはWindowsに対応した無料ソフトなので、今回は特にMacで使う方のインストール・設定方法は詳しく説明しておきます。
Jw-CADのインストール方法
Windows版Jw-CAD
Windowsの方はこちらから簡単に進めます。

最新版は赤い矢印がついている方です!
Mac版Jw-CAD(Sierra・High Sierra)

緑色のボタンでダウンロード

ファイルは右上にダウンロード中

ダウンロードが終わるとこんな感じ。ここでは開かずに利用するユーザファイルに移して、右クリックで開いていきます

ダウンロードしたジップファイルには安定版のJW-CAD.7.11と、最新版のJW-CAD.8.01bの2つが同梱されています。
このうちお好きな方を利用するユーザフォルダのアプリケーションに移して、右クリックで開きます。

開く>しかし上手く開かない場合があります

右クリック>パッケージから開く>WIneskin>Set Screen Options

ネットで検索して推奨されている設定方法はコレです。Sierraでは上手くいくようです。
僕はHigh Sierraだったので上手くいきませんでしたので、別の方法を試します。
High Sierraの場合

High Sierraの場合はWineskin>Set Screen Optionsでこの設定を試してみてください。

JW-CADが開く事を確認し、もう1度Wineskin>Set Screen Optionsで推奨の設定に戻します

このままでは文字化けの恐れがあるので、追加の設定を行います。
Wineskin>Advanced>Tools>Winetricks

fonts>cjkfonts>[Run]をクリック

しばらく待って、closeで設定完了です
設計図を印刷する為にPDF化する

僕の場合はレザークラフトにチャレンジする為のJW-CAD。完成した設計図は印刷して型紙として使用する予定でしたが、ここで問題発生。
JW-CADにはPDFでの書き出しがありません。
なので仮想プリンタをインストールして、印刷機能からPDF化しました。
(JW-CADの操作方法は別記事を用意する予定です)
Windowsの場合

Windowsの場合はCubePDFが相性が良いようで、簡単にPDF化できるそうです。
作業が完了したら左上のファイル>印刷と進み、プリンター名でCubePDFを選択して印刷。
Macの場合
僕自身はCubePDFを使おうとしましたが上手く動かず、VipRiserをインストールして使っています。

App StoreでVipRiserと検索、ダウンロード

表示後>Printing to VipRiserをクリック>下部のDownload and installをクリック

1download the latest versionをクリック、インストール

インストールが終われば、ファイルから右クリックでVipRiser.dmgを開く。するとVipRiserがあるのでアプリケーションに移す

システム環境設定>プリンタとスキャナ

左下のプラスボタンからVipRiserをプリンターとして設定すれば完成です。
あとはJW-CADで作業を行い、出来上がれば印刷からプリンターにVipRiserを選べば簡単にPDF化する事が出来ます。