
今回はブログ運営を始めたい方・始めたばかりでテーマ決めに悩んでいる方に向けた記事になっています。
ブログテーマは、言わば「うちは〇〇屋です!」とお店に看板を掲げるようなモノ。
近くにオープンしたお店が何屋さんか分かりずらいと、応援したくても近くに住んでいる人でも行きづらいですよね?
ブログも同じく”何屋さんなのか?”が伝わる方が、来店される方にも優しいので、今回の記事を通して考えていきましょう!
ブログテーマに悩んだら?書ける事と、書き続けられる事は似ているが違う
ブログテーマはお店の看板!
ブログテーマというものは、基本的には1度決めたからと言って変更出来ないモノでもありません。お店でもリニューアルを行う場合があります。
けれど何度も変更を繰り返すと、お店に並んでいる商品に統一感はなくなってしまいます。
- 中華料理店として中華料理のメニューを増やし続ける場合
- デザート専門店に鞍替えしたが、中華料理のメニューもある
ブログサイトの商品といえば、コンテンツと呼ばれるテキストです。
このテキストを記事と呼ぶ場合や、日記と呼ぶ方もいます。
初期のブログテーマを“子育て“で始めたとしましょう。けれど途中から家族の面白いエピソードや、旦那さんの愚痴などの方が書きやすいとなった場合、これは誰からみても「家族」をテーマにしたブログですね。
この場合はテーマが「家族」なので、その中に“子育て“というカテゴリがあっても何らおかしくはないと思います。
ラーメン屋が中華料理店へ!昔の名残でラーメンやチャーハンのメニューがある
【ブログテーマ決め】ハマっているモノ・コトには注意
今度はロードバイクと呼ばれるスポーツタイプの自転車にハマっている男性Aさんを例としてみましょう。
Aさんはロードバイクにハマっていた為、ブログサイトにて情報発信することに決めました。けれどこの時点で数個の未来が予測出来ます。
- ロードバイクのパーツには限りがあるので、行った事のあるサイクリングロードの案内記事
- 飽きてしまうor盗難など、理由は様々だがブログテーマが変わる
- ブログ自体をやめてしまう
ロードバイクをテーマに、ブログ記事の作成を頑張って進めて行くと収益の要はパーツの情報に偏るでしょう。しかしその市場には「ロードバイク屋さん」もいて、日々の仕事から得る情報量で圧倒されます。
収益が必要でない場合は、サイクリングロードの情報を無料で知れるのは有意義ですから、読者の方から大変喜ばれると思います!
次にブログテーマの変更ですが、前回の“子育て“は趣味ではなくライフワークだったのに対して、今回の“ロードバイク“は趣味やハマっているモノです。趣味は辞められますが、子育ては辞められません。
また子育ての時には収益について触れませんでした。これが何故か?と言いますと、圧倒的な潜在的読者の数の違いにあります。
アクセス数(集客力)さえあれば、どうとでもなってしまうのもブログの本質です。アクセス数を伸ばすために、記事の質を上げていきます。決して本質を見誤らないようにする事が、ブログサイトの収益化には大切です。
ブログサイト運営での収益については以前まとめた記事があるので、気になる方はそちらを参考にして下さい。


ハマりやすい・飽きやすい方にオススメ
このAさんがロードバイクの飽きてしまい、次はイラストにハマったとしましょう。イラストをテーマにしたブログサイトに、ロードバイクの記事が多少あっても違和感は無さそうですが笑。
実はこのAさんのように「熱し易く冷め易い」という方は、結構多くいらっしゃると思います。筆者もその中の1人です。
このような場合の最善の選択肢を考えてみます。
- ロードバイクブログからイラスト系ブログへ
- ロードバイクブログから「熱し易く冷め易い」ブログへ
①の場合は先程までと流れは一緒なので省略します。
次に②の場合ですが、実は“熱し易く冷め易い“というのはブログ運営には向いていると思います。
世の中にはすでに「〇〇がオススメ!」や「オススメの〇〇はこの3つ!」など、とにかく商品をオススメする記事は多くあります。しかし最近の時代の流れを見ていると、良い物よりも悪くない物を探す傾向に変わりつつあるように感じています。
実際筆者の場合でも、アマゾンで商品を探す時に星1個のレビューを見てしまいます。これは世の中にオススメが溢れていることを無意識に理解し、本当の情報を探る為の方法が“悪いコメントの量“で測ってしまっているのかも。
熱し易く冷め易い人の
- ハマっていたのに辞めてしまった理由
- こんなに飽きやすい人が長年続けられるコト
すごく本当っぽくて参考にすると思います。
またもう1つの選択肢としては、Aさん個人をブログテーマとし、ライフワークを情報発信するやり方です。
この場合の行き着く先はファンの獲得です。道は険しく難しいですが、ファンを獲得することが出来れば、後はテーマに悩むことは無くなりますし生きることが情報収集に繋がるのでコンテンツのネタ切れも起こしにくいでしょう。
専門ブログと雑記ブログ、どちらがオススメ?
ここまで説明してきましたが勘違いをして欲しくないのが、あくまでも専門ブログである必要性です。最後に少し触れた“ファン獲得を狙いに行く“ブログは、雑記ブログに当てはまりますが、とても難しいです。
テーマは狭めれば狭めるほどコアな読者に届きますが、一方でネタ切れを起こしやすいという難点も備えています。
逆にテーマを広げれば縛りが緩くなり、ブログ運営者にとって楽にはなりますが、読者を専門ブログに奪われてしまうのでこれも考えものです。
個人的なオススメは極端に狭めたテーマでスタートし、出し切ってネタがなくなれば少しテーマを広げる。このやり方が専門ブログにも負けずに、運営者も楽しめるやり方なのでは?と思っています。
【ブログテーマに悩んだら?】まとめ
- ブログのテーマはお店の看板と一緒
- 書ける事と書き続けれる事は違う
- テーマを変える事は出来るが、統一感は必要
- テーマの微調整は少し大きなグループで考える
- ハマっていることには注意
- 性格や生き方をテーマになり得る
- 本音・説得力が何より大事
今回はブログのテーマ決めについてまとめてみました。皆さんの参考になれば嬉しいです!