
『僕も料理するー!』小さなお子さんがいる家庭のパパママは1度は言われた事があるんじゃないでしょうか?!小さな子供達も早い段階から興味を持つのが料理!
昔から【将来なりたい職業ランキング】でも常にランクインしているコックさんは子供達の憧れ!
料理を通して、子供達の興味も育ち、皆んなで料理を囲んで食べれば【食育】にも繋がり大きく成長してくれるかも?!
今回はアクティビティも楽しめて、料理にもチャレンジできる、子供と一緒にできるアウトドアシーンでのキャンプ料理をご紹介していきます。
【適齢年齢】何歳からチャレンジできる?

さて、子供達は何歳から料理にチャレンジできるのでしょうか?
僕自身は子供の頃から両親共働きだった為、小学校3年生くらいの頃から兄と弟の晩御飯を作り、3人で晩御飯を食べていました。また親になった今は、長男には3歳の頃にファーストナイフをプレゼントしました。
キャンプでは料理を手伝ってくれたり、自宅では一緒にクリスマスケーキを作ったりと、料理にすごく興味を持ってくれています!勿論、危険も伴いますから各家庭の方針もあるでしょう。しかし、せっかくなら子供達の興味の種を成長させてあげたいですね。
幼児(未就学児)
まだまだ料理をするにもおぼつかない時期。しかし切ったり焼いたりだけが料理ではありません。ハンバーグのタネを両手でモミモミさせてあげるだけでも成長に繋がります。
肝心なのは両手を使う事!
成長していくと両手をバラバラに、違う動きが出来る様にへと繋がっていきます。また幼児も楽しく料理に参加できるのはタイミングは盛り付け。もしかするとアナタのお子さんの美的センスや色彩感覚が開花するかも?!
小学生
小学生にもなると『自分で、全部できる!』と自己表現も豊かになってくる頃。思い切って、ある程度の事は任せてみましょう。
『私が作るんだ!僕が作ったんだ!』と責任感が芽生え、達成感が味わえるかも?!
小学生には野菜を切る作業などがオススメです。自分で作った料理なら、食わず嫌いな野菜でも美味しく食べられる事でしょう。高学年のお兄ちゃんお姉ちゃんには最終ステップ、火を使ってもらいましょう。
火を扱う事はとても危険です。しかし、もっと危険な事は【火を使うと危険だ!という事を知らない事】火傷が危ないから火に近づけないのではなく、火を使う時は火傷や火事の原因になるから注意しないといけないんだよと教えてあげましょう。
ファーストナイフ

出典ナイフはそんなに悪者なのか? ナイフ×子供、岐阜県のある動きとは|BE-PAL
ファーストナイフとは子供たちが初めて持つナイフの事。
僕自身がファーストナイフという言葉を知ったのは【シェフ 三つ星フードトラック】という映画を見た時にでした。
この映画は有名料理店のシェフをしていた父親と、別れた妻と暮らす息子が、フードトラックで各地を移動販売して回るアットホームな映画。
きっかけは父親のトラブルが原因なのだが、各地を回るうちに離れて暮らしていた父と子が大切な何かを思い出していくというお話!
その映画の中で息子が料理に興味を持ち、父親がとある金物屋でファーストナイフをプレゼントするシーンがあります。
『大事に使えよ!』とプレゼントするのですが、その時の息子の高揚感あふれる表情が最高に可愛い!
【自分専用】を持った時の喜びがにじみ出ているんです。
そんなこんなで僕自身は【ファーストナイフ=初めて持つ子供専用包丁】と捉えていますが、文化によっては様々な意味合いを持つようです。
(僕が最高に好きな映画の為、話に力がはいりすぎました笑。とにかく見た後には、子供達とお出かけしたくなる映画なのでよかったら見てみて下さい!)
フランスでは
フランスなどでは、日本人の子供が小さい頃からお箸の練習をするように、ナイフとフォークでの食事の練習をするそうです。
4歳にもなれば、練習を始めるそうで、その時にプレゼントされるナイフもファーストナイフの意味合いを持つそうです。
形状はよく似ていて、先端が尖ってない物。小さいお子さんがうっかり舐めてしまわないようにパパとママは注意深く見守るのだとか。
アウトドアシーンでは
最近のアウトドアブームに乗って、日本でも良く聞く言葉になってきたブッシュクラフト。
ブッシュクラフトとはより自然を満喫し、アイデアや技術を駆使するアウトドアスタイルの1つ。例えば薪を現地調達したり、小枝からお箸を作ったり!多くのキャンパーがナイフを持つ事も、ブッシュクラフトの影響のようです。
そんなアウトドアシーンにおけるファーストナイフの意味合いは、子供たちが楽しんで自ら何かを作ったり、料理に参加したりと幅広い用途で使える物を指す事が多いようです!
オススメ料理!
ここでは子供たちが楽しく簡単に出来る料理を紹介していきます!
幼児にオススメ!モミモミ系
アウトドアでも簡単ハンバーグ!

材料は至ってシンプルでOK!
- 牛ひき肉
- 玉ねぎ(みじん切り)
- パン粉
- 牛乳
- 卵
- 塩胡椒
- ナツメグ
アウトドアシーンでは、やっぱり余計な洗い物は出したくない!そんな時はタネをポリ袋に入れて”モミモミ”しましょう。
ハンバーグを整形する時のみにしか手も汚れず、小さな子供達でもできます。
もっと簡単にするには、前日に”モミモミ”したタネをクーラーボックスに入れて、現地では焼くだけの状態にするのもありかも?!そんな時でも現地で焼く前に子供達にモミモミさせてあげて下さいね!
モミモミするだけナーン?!

キャンプの定番料理といえばカレーですよね!そんなカレーと一緒に食べれば間違いなしなナンを紹介!(なが多すぎてなんかすみません笑)
材料(4人分)
●強力粉300g
●水180cc
●砂糖 大さじ2
●塩 小さじ1/2
●ベーキングパウダー 大さじ1
●バター(マーガリン) 適量
引用https://cookpad.com/recipe/4483372
作り方はすごくシンプルで簡単!まずポリ袋に粉類をいれてよく混ぜましょう。そして水を加えてもう1度モミモミ…。あとは食べやすい大きさに薄く広げて、バターを引いたフライパンや鉄板でこんがり両面焼けば完成!
※焦げやすいので火加減に注意!
小学生にオススメ!
ひたすら切るのみ!Cobb salad

材料は…何でもあり!
ポイントは色とりどりの野菜を一口大の大きさに切って、オシャレに盛り付ける事。さらに野菜の他にもチキンやベーコン、エビなども良く合います。
ドレッシングは市販の『コブサラダドレッシング』がオススメ!そのまま食べても美味しいが、パンに挟んでもとても合うので是非チャレンジ!
焼いてみよう!フレンチトースト!

キャンプではホットサンドが朝の定番料理。そんな朝ごはんに変化を加えたいなら、フレンチトーストはいかがでしょうか?
コレも前日仕込みOKな料理です!材料も至ってシンプルに作れるから嬉しい。
材料(4人分)
- 食パン(厚切りが美味い)4枚
- 牛乳500cc
- 砂糖大さじ6
- あればバニラエッセンス適量
- バター(マーガリン)適量
牛乳、砂糖、バニラエッセンスを混ぜ合わせ、食パンを充分に漬け込みます。そしてバターを引いたフライパンでこんがり焼けば出来上がり!
仕上げに、甘い物が好きな方は粉砂糖やメープルシロップをかけても○
食育とは
漠然と食育という言葉を聞くことは少なくありません。
2005年に成立した食育基本法においては、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられている。単なる料理教育ではなく、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化についての総合的な教育のことである。
引用https://ja.m.wikipedia.org/wiki/食育
「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。食べることは生涯にわたって続く基本的な営みですから、子供はもちろん、大人になってからも「食育」は重要です。健康的な食のあり方を考えるとともに、だれかと一緒に食事や料理をしたり、食べ物の収穫を体験したり、季節や地域の料理を味わったりするなど、食育を通じた「実践の環(わ)」を広げましょう。
引用「食べる力」=「生きる力」を育む 食育 実践の環(わ)を広げよう | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン
食育とは『残さずたべようね!もったいないよ!』は勿論の事ながら、家族みんなで食事を囲む事や、お箸を使う事なんかも日本における食文化を学ぶ事自体が全て含まれてきます。
食育は親子一緒に何かを学ぶ良いチャンスだと思いますので、お子さんと一緒に考えてみましょう!
まとめ
いかがでしたか?子供達のやる気と興味、料理を通じて育ててみませんか?
自分で作るものは、なんでも美味しいなんて言いますが…ホントそうですよね!またそれがお外で食べられるなんて、一味も二味も美味しく感じてしまうかも?!
キャンプの帰りには『パパ!またキャンプ行きたい!』と言ってくれる事、間違いなしです♪