
『もう…荷物が乗り切らないよ…』
ファミリーキャンプにおいて1番の悩みと言ってもいいのが、車への荷物の積み込み。乗り切らないから、少しでも荷物を厳選してキャンプ地へ向かう。
着いた先で『持ってきてるだろう』と作業中に『あっ…、置いてきた…』と思う事もしばしば…。
忘れ物とは違うのですが当日の積み込み時に置いてきた為、後悔してしまう現状を後悔しない方法はないものか?
今回はこれからファミリーキャンプへチャレンジする皆さんに、ファミリーキャンプに必要な車のお話です。
我が家もそうですが、マイカーをお持ちでない方はレンタカーという選択肢になると思います。その際、やはり少しでも小さい車の方が料金も安くなりますので、知っていて損はないと思います♪
基本的な荷物

まず把握しておかなくてはいけないのは、基本的な大きな荷物です。これらはどうしてもファミリーキャンプには必要になってきます。また小さなお子さんがいるご家庭では、食の安全にも気を使わなくてはいけないので、クーラーボックスまたはクーラーバックなども必要になってしまいます。
1,テント
家族用ともなってくると、そこそこの大きさと重さになってしまいます。また最近の流行りですがツールームタイプのテントだと、もう少し大きくなります。キャンプギアの中でも特に大きな荷物になります。
2,テーブル
テーブル自体はそんなに困る荷物にはなりません。また多くのアウトドア用テーブルは、薄く収納ができるようになっている為、車のトランクルームに荷物を積む際、空いてしまっているスペースを潰してもくれます。
3,イス
イスもテーブル同様、収納しやすく小さくなってくれる物が多いです。車への積み込みの際にも、空いているスペースに滑り込ませる形になるので、是非人数分欲しいキャンプギアです。
4,タープ(季節、天気による)
タープは季節によりますが、日中日差しが暑いと感じる時には必ず必要となってきます。特に最近の日本では、春や秋が短く感じ真夏の前後でも熱中症に気をつけなくてはいけなくなっています。人工的に日陰を作れるタープは季節に応じてキャンプでは使いましょう。
荷物的な大きさはタイプや大きさによって様々なので、マイカーのスペースによって購入時に考慮するのもありかと思います。
5,クーラーボックス
クーラーボックスもタープ同様に季節に応じて、絶対に安全に冷蔵しなくてはいけない食材の量も変わってくると思います。最近のキャンプギアの性能の向上により、クーラーバックもある程度の保冷機能が備わってきました。
トランクルームに限りがある場合はコンパクトな物を選ぶのもいいかもしれません。
後から出てくる荷物

ファミリーキャンプに初挑戦される方は特になのですが、大きなキャンプギアとは別にも荷物は出ます。子供達が多いと着替えだけでもかなりの量になります。
ママと相談して、全ての荷物の把握に努めましょう!我が家も経験しましたが、
『積み込みも完了かな?』
と安堵していると、
『コレも!アレも!』
と家族の分の荷物が後から出てくる事があります…。前日に全ての荷物が把握できていると、荷積みの際にスムーズに終えれるでしょう♪
絶対に禁止!
もしも、チャイルドシートが必要なお子さんがおられる場合…。荷物が乗らないからと、チャイルドシートを置いていくなんて事はやめて下さい!荷物は断捨離すれば必ず乗りますので、絶対に必要な物を省かないように。
目安になる車
それではキャンプに必要な車を選びましょう!ファミリーキャンプと言っても、必ずワンボックスカーや4駆のようなゴツい車が必要という訳ではありません。ただ人数や家族構成によっては、車のサイズアップを考えなくてはいけなくなります。
ここでは目安になる人数や、車のサイズを紹介していきます。あくまでも目安なので、多少のアイデアと工夫を忘れずに荷積みをしましょう!
コンパクトカー(〜2、3人)

写真 ホンダ フィット
コンパクトカーをマイカーとして愛用されている方も多いのではないでしょうか?通常4〜5人乗りのコンパクトカーですが、キャンプに使うには乗車人数2人までが限度になりそうです。工夫して無理して3人といったところでしょうか。
コンパクトカーもかなり荷室が広くなってきていますが、ファミリーキャンプには少しスペース的に乏しく感じます。

写真 スズキ ソリオ
コンパクトカーの中でも、頭上の高さが確保されたタイプは幾分アウトドアなどには使い勝手はいいでしょう。お子さんが一人で座れるなら、後部座席の半分を荷物置きに回せば3人家族でのキャンプにも対応できるように思います。
小型ミニバン(2人〜4人)

写真 トヨタ シエンタ
我が家がいつもレンタカーを借りるのは、通常7人乗りのこのクラスです。家族4人、チャイルドシートありでもファミリーキャンプの荷物に対応してくれます。
ただ、正直いつもの荷物を超えると乗らない。ギリギリ荷物が乗る状態ではあります。なので、家族4人でのファミリーキャンプでは小型ミニバン(呼称がわかりませんが笑)がギリギリだと思います。
我が家のファミリーキャンプでは、上記した必要な荷物の中の、タープと大型クーラーボックスを必ず持っていきます。なのでクーラーバックを愛用の方や、タープを置いていく場合は充分に荷物は乗るでしょう!
ちなみにシートは2列目まで。3列目は使わずに完全に荷物置きと化します。家族の分の荷物が多い場合や、大型のツールームテントがトランクルームの場所を取ってしまう…。そんな方はルームミラーが見えないなど、危険が伴う事が考えられます。荷物に応じて、ワンランクサイズアップする事も考慮しましょう。
大型ミニバン(4人〜)

写真 トヨタ ヴォクシー
家族が多い方にはヴォクシーやデリカ、ノアなどの大きなミニバンがオススメです。やはり荷物の積める量が、小型のミニバンとは段違いです。もしも初めてのファミリーキャンプにチャレンジされる方で、荷物の積載量のイメージがイマイチわからないという方には、一度大きなミニバンから始めてみるのがいいですね!
『結構、余裕があるなぁ!』
と感じれば、次回からワンランク小さな車に変えるといいですね。例えがレンタカーを前提とした話になっていますが、マイカーをお持ちの方は一度荷物を積んでみると荷物の把握に繋がります。
『全部乗り切らない…』
となれば、大きな車を借りるなどしましょう。
レンタカーをお得に借りる!
我が家はマイカーを所有しておらず、ファミリーキャンプへ行く時にはレンタカーを使用しています。最近はキャンプやお出かけに出かける事も増えてきており、マイカーの所有も考えていますが、やはりまだ必要な時にレンタルする方がお得。
我が家のようにレンタカーを使用する際には、荷物の把握がより重要になってきます。レンタカーでは、車のサイズが大きく価格を左右しますので、ご家庭の荷物に合わせてサイズを選びましょう!
ただし、初めてのファミリーキャンプにチャレンジする際には『荷物が乗り切らない…』という事がないように、少し大きな車を借りると良いでしょう!荷物の積載イメージがつかめれば、次回からは割安に車選びができますね♪
タイムズカーシェアリング!
都市部にお住いの方はご存知でしょうか?コインパーキングのタイムズは、カーシェアリングというサービスを展開しています。
我が家もタイムズのカーシェアをよう使うのですが、かなりお得です。
まず通常のレンタカーでは、店舗での車の受け渡しになるので開店時間にならないと車を受け取れません。キャンプへ出かける際に、よく早朝出発をするのですが、その場合開店時間が朝8:00ならその時間まで待つか?前日から借りるか?になります。
前日から借りるとなると、それだけで大きな車になってくると10000円以上費用がプラスされてしまいます。逆に開店時間まで待つと予定が狂ってしまうなど…。
帰宅時も同様で店舗の閉店時間が夜20:00の場合、帰宅が21:00になってしまえばプラス一泊料金を取られてしまいます。
それらと比べてタイムズカーシェアリングを使用すると、近隣のタイムズの予約している車を使うので早朝や深夜出発にも対応が出来ます!帰宅時も予約時間までに帰ればいいので、必要な時間と必要な料金のみになります。
店舗で受け渡しタイプのレンタカーに比べて、僕の実感としては10000円くらい変わってきます!これまで店舗で受け渡しタイプのレンタカーをご利用になっていた方は、かなりお得になると思いますよ♪
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回はファミリーキャンプにおける車の選び方の話でした。マイカーを所有されている方は、大きな車の場合は問題ありません。もしも、荷物が乗り切らない場合はレンタカーもありですね♪
最近は我が家のようにマイカーを持たないご家庭も多いかと思います。是非、アウトドアライフに生かして、お得にレンタカーを使ってくださいね!