
今回は悩むことの多い、自己紹介での「趣味は?」のアンサーについてまとめてみました。
- 就職面接時
- 学校での自己紹介
- 異性との出会いの場
この3つに絞っているので、気になる所まで目次から飛んでいってください!
自己紹介で「趣味は?」と聞かれた時の最善策は?
学校でも社会でも、春という季節は何かと「初めまして!」が多くなる季節。そんな時に困ってしまうのが『趣味はなんですか?』と聞かれる事。
“趣味なんてねーよ”と思ってしまう反面「趣味はありません…」と答えるのも何となく悪い気も。
筆者自身も幼少期に親の仕事の都合で大阪から福岡へと転校し、大学進学では単身大阪へ移るなど、何かと「初めまして」を経験しています。また執筆作業とは別に飲食店を経営しているので、面接に立ち会い「初めまして」をする事も。
何かと人生の岐路で現れる「趣味は何ですか?」について、自身の経験も踏まえて紹介・解説していきます。
面接の時のQ&Aを考える
テンプレに意味はあるのか?
まず外せない状況の、面接時の「趣味はなんですか?」のQ&Aから考えてみましょう。
皆さんが高校進学や大学進学、就職試験で経験する「趣味は?」に対するアンサーの時に、学校で習うテンプレに意味はあるのでしょうか?
面接官も昔、学生の頃があるのでテンプレの存在には気づいています。そして多数ある学校でも皆が同じような事を教わって面接に挑みます。
皆さんが面接官なら「趣味は?」の返答で、『コイツはダメだ…』と判断する返答はなんでしょうか?
筆者が面接に立ち会う場合、趣味の内容どうのより、その方の本当の顔を探ろうとします。当然猫をかぶっている前提です。
それがわかれば面接で「趣味は?」の返答で、『趣味がない』としても悩む必要はありませんし、本質は”趣味が何か?”よりも、”受け答えがハキハキとできるか?”などに重きを置く事の方が重要です。
“趣味はない“が好感は持って欲しい
趣味はないが、「趣味はありません」と答えるのには勇気が必要です。特に面接ではどうにか好印象で終わりたいですよね。
同じ面接を受ける多くのライバルは学校の先生の教えを守り、それ程”好きな事”と呼べるモノではなくても枝葉を付けて装飾します。
“本当の顔が見たい!”と思っている面接官からすれば、その装飾された言葉の裏側が見えづらく印象には残りませんし、好感にも繋がらないでしょう。
まず考えるべきは面接官が欲しているスキルや人柄にマッチする事です。
- 仕事に対する積極性
- 職場の仲間との調和
- めげない忍耐力
想像では全てを図ることはできませんが面接官が欲しているモノに繋げられれば、自然と好感を持ってもらえるでしょう。
- 趣味と呼べるモノはないのですが、友人や仲間が欲しいので是非誘って頂けるように頑張りたい
- 寸前まで悩んだのですが、やっぱり嘘をつくのが苦手で…趣味がない事が悩みなので、早く溶け込めるように努力します
何事も素直な方が好感に繋がると思いますし、なにより”嘘か本当か?”を見極めるのに夢中な面接官からすると、装飾された言葉よりも人柄が見えて印象に残る事でしょう。
自己紹介でのQ&Aを考える
“趣味がない“は少数派ではない
まず趣味がないという事は少数派ではありません。実際このブログサイトに訪れる方は20代〜40代、男女比もほぼ均等で皆さん趣味を探しています。
学生の方でも「趣味がない」事に不安を感じながら自己紹介をしなければならない場面となり、同じように緊張している仲間は沢山いるはずです。
「趣味はありません」と言う事でも、同じような心境の方からすれば共感してくれるかもしれませんし、まずは“自己紹介なのに趣味がない”のはアナタだけではないので、それほど緊張する必要はありません。
成功の着地点はどこか?

この記事にたどり着く方は”趣味がないのは少数派ではないと言われても…”と悩みの解決にはなっていないと思います。
では、自己紹介で趣味を発表する時の成功とはなんなのか?を考えてみてください。
- 共感はして欲しい
- 友達は欲しい
- 話しかけて貰いたい
稀に友達もいらないという方もいますが、新学期などで多い自己紹介での趣味の発表。皆さんもどれかに当てはまるのではないでしょうか。
興味があるモノor日常的に触れているモノ+願望(欲求)
例えば「友達が欲しい」や「話しかけて貰いたい」、けれど自分からは話しかける事が苦手な方もいますよね。そんな方の場合「趣味はありません」だけで終わってしまうのは勿体無いと思いませんか?
これらを踏まえると趣味がない場合でも興味があるモノ、日常的に触れているモノを一緒に添えるのも良いと思います。
- 「趣味はないのですが普段YouTubeをよく見ていて、同じような人がいたら友達になりたいです。」
- 「趣味と呼べるモノは無いですがスポーツは好きです。自分から話しかけるのは苦手なので、よかったら誘ってください。」
基本的に学校などで行う自己紹介の場合、最初に発表した人の構成がテンプレになり、後に続く人もそのテンプレに当てはめて発表する事が多いと思います。
- 名前
- 出身校
- 過去の部活
- 好きな○○
- 一言
このテンプレはその時になってみないとどんな構成になるかわかりませんが、唐突に最後の一言で願望を発表するのは勇気が要ります。
それに、多くの方は「同じような趣味の人と友達になりたい」や、「この人なら友達になれるかも」と内心思っている事がほとんど。
共感を生みやすい「趣味」のパートに願望の一文を添えると、わかりやすく自分を伝える事が出来るでしょう。
出会いの場でのQ&Aを考える
とにかく共感あるのみ!
コンパや友達の紹介など、異性との出会いの場でも自己紹介と趣味の発表はセットでやって来ます。ここでの目的はハッキリしていて、気になる異性に好感を持ってもらうことですよね。
しかし異性との出会いの場で、出会い頭に同じ趣味の方と意気投合する事はなかなかありません。確率を高めたい時には、趣味をライフワークに置き換えてみてください。
例えば「趣味はキャンプです」と言い切ってしまうと、キャンプは好きか嫌いか?興味があるかないか?の狭い二択を迫ってしまいます。
それよりも「趣味は出かける事」くらい大きなテーマにしておくと、もしも気になる異性がインドア派の読書好きだったとしても、本屋さんの話なり読書のできるカフェなり話を繋ぐ事ができます。
逆に好意を寄せる相手が、幅の狭い趣味を発表した場合は、とにかく共感します。
ここで注意が必要なのは、好きではないのに好きだと嘘はダメです。バレてしまいます。「やった事はないけど、前から興味があって〜」くらいにしておくと聞き手に回れるので、その後の話題にも事欠きません。
好意がある時ほど相手に投げる
異性との出会いの場では好意があるほど、相手を楽しませたい一心で趣味の話をする方がいます。
けれどもそれではアナタという人が、楽しい人なのか?話し上手か?その趣味は楽しそうなのか?と見定められてばかりで分が悪すぎます。
それよりも好意がある時ほど、その相手に投げて相手の趣味に共感し続けましょう。
これはデートに行けるとなった時にも有効で、好意があるからこそ相手に丸投げし、とにかく「楽しかった!」事を伝えてみてください。プランを考える側は好意がないにしても、自分が考えたプランで楽しんでくれているか?は気になります。
このケースになればアナタは気になる異性と遊べて楽しい。また、相手は自分の用意したプランで喜んでもらえて嬉しい!となり次へと繋がるでしょう。

まとめ
今回は春だからこそ多くなる、自己紹介での「趣味は?」のアンサーを考えてみました。
異性との出会いの場でのテクニックは、もちろん経験談を織り交ぜているので嫁には見つかって欲しくないなと願ってアップします笑。
皆さんにとって良い春になる事を祈っています。