
今回は意外と知らないテントの内部、寝室のお話です。
寝室とは想像通り、テントの内部ですね!まず最初に思いつくのが寝袋だと思います。そう、寝袋が必ず必要。必要なのですが、新米パパ&始めての方の為に後ほど!
まずは想像しずらいテントの内部の説明から。
意外と知らないテントの内部!
まずテントの内部、テントに必要な物を詳しく紹介していきます!
テントの中はインナーシート
テントの内部って知らないと、テントを建てて終わりのイメージですよね?!テントの中にはインナーシートという物を敷きます。
デザインがオシャレな物や、クッション性がある物、寒さを軽減してくれる物までさまざま発売されています。インナーシートがある事によって、
『子供がジュースこぼしちゃった…』なんて時もインナーシートが汚れるだけで高額なテントは汚れなくて済みます。
テントの外はグランドシート
グランドシートとはテント外部で使う物です。テントの下に敷きます。これによって小石などがあっても、テントの傷や汚れを軽減し、また内部の結露も防いでくれます!
『朝露が下からしみてきた』なんて嫌ですよね…。

この2点がテント購入時にあるか確認してください!
だいたいは新しいテントを買う時に、パックになっているので必ず入っていると思います。ネットで購入する方も多い時代ですので
『あれ?同じテントなのに、こっちがメッチャ安いな!』と買ったはいいものの、インナーシートやグランドシートが入ってないセットなんてものありますので注意が必要です。
テントのセット確認!
詳しく説明しますと、テントと言っても複数のパーツを組み合わせた物を総じて、ベテランキャンパーはテントと呼んでいます。
先程紹介した、インナーシート&グランドシートと一緒に持っているか確認して下さいね!
フライシート

(フライシートのみテント)
1番外側のシート。初心者の方や、これからキャンプにチャレンジされる方が想像するテントとは、外から見えるフライシート部分。
雨水を弾き、内部に水の浸食を防ぐ役割。
テントのデザイン性を決めるのもフライシートなので、大いに悩んで下さい!
インナーテント

(奥に見える寝室部分がインナーテント)
フライシートの内部に引っ掛けて使用する。外部から見えないので想像し辛いが、このインナーテント部分が寝室になります。
先程、内部に引っ掛けて使用すると書きましたが、我が家のテントは少し古くなってきているので使用方法が少し異なります。
少し前までは
- インナーテントを建てる
- 次にフライシートで覆い、固定する
このような手順のテントの建て方が多かったように思います。我が家のテントもこの手順で設営します。
最近の流行り
- フライシートを建てる
- 内部にインナーテントを引っ掛ける
最近のファミリーキャンプではツールームテント(寝室&リビングスペース一体型)が主流になってきていますので、設営方法やインナーテントの扱いも少し変わってきています。
ポール
テントに強度を出すための芯。数本で大黒柱の役割を果たす。
ペグ&ハンマー
大型のキャンプギアのテントを地面と固定する。主に強風対策の為に用いる、大きな釘のような物。
寝袋の選び方!
※ちなみにキャンプ道具では寝袋=シュラフと呼びます!
⬇︎ココが1番重要⬇︎
※寝袋(シュラフ)を選ぶ場合、デザインは勿論ですが…。1番重要視するのは耐寒温度です!寝袋を買う時に、◯℃まで使えますと表示があります。
この耐寒温度が寝袋の機能性を表します!1番多いのがマイナス5℃くらいまで対応している商品でしょうか。普通に考えて『マイナス5℃なんか子供と行かんわ笑』と思いますよね。それでも、とにかく寒さに強い物を選びましょう。
ベテランキャンパーでも、キャンプでの1番の天敵は寒さなのです。寒くて眠れない事が翌日の元気も奪います。快適な寝室=寝袋(シュラフ)の耐寒温度!と言っても過言ではありません!!
基本的に寝袋のタイプは2種類
- マミータイプ
- 封筒タイプ
まずマミータイプですが

こんな形です!全身を包むタイプです。やはりコチラが暖かさでは上位商品のような。収納もコンパクトになり、荷物にもなりにくい。
次に封筒タイプ

ホントに封筒の形です。お布団に近いです!小さい子供が1人で使うと、スカスカになるので暖かさでは劣りますね。収納の面でもミノムシタイプよりは、かさばります…。
どっちがオススメ??
ここまで読んでマミータイプがオススメに見えますが…
僕は断然、封筒タイプがオススメです!!
マミータイプも暖かさや収納面で魅力的です!ですが、【ファミリーキャンプ、特に初めて】の方でしたら封筒タイプにしてください!そして耐寒温度はマイナス5℃以上に対応できる物にしてください。
ファミリーキャンプでいきなり、真冬の雪山に行く事はないと思います。使うシーンでは『少し暑いなぁ』はあるかもしれません。
そんな時は封筒タイプは広げてしまえばいいんです。広げて敷布団にしてしまいましょう!
また、封筒タイプの利点はダブルサイズにできます。
広げてファスナーで繋げば、2つを1つのダブルサイズになんていうのも可能です(ダブルサイズで売っていて、シングル2つにも出来ますよ!の仕様が多い)
我が家もシングルサイズに奥さん&次男0歳。ダブルに僕&長男4歳と使っています!
※細かく言い出すとコット(地面からの寒さを避ける為に使うベンチベットのような物)やエアマットなど、沢山ベテラン向け便利アイテムはあるのですが、それは慣れてからでいいでしょう。
『キャンプが楽しい!』と感じたら、アイテムは足していきましょう!
照明は??

こんなランタンに憧れますよね〜♪詳しくはリビング編でやろうと思ってます。が、小さい子供がいる場合は火を使わないLEDライトが1番です!
それに寝室では一酸化炭素中毒の恐れがある為、火を使う照明は大変危険です。
照明の性能はルーメルと表されます。通常1000ルーメルとなると凄く明るいとされます。寝室ともなれば、そんなに明るさは求められませんし、LEDライトは安価なものでもキャンパーから重宝されています。寝室用は、気軽に可愛いのを選んでもいいでしょう!
我が家も前回からやっと、ガスランタンを1つ導入しましたが、リビング用です。
まとめ

●快適な寝室は寝袋で決まる!
●寝袋の選択は耐寒性能の高さで!
●封筒タイプなら小さな子供と一緒にグッスリ!
●照明は安全重視!LEDライトをオススメ!
寝袋はキャンプ最終日の朝が晴れてたら…、その場で車でもテントでもいいので、大きな洗濯バサミなどで干しましょう!寝汗や湿気があります。カビ対策として!雨や曇りならお家に帰って、晴れの日にしっかり干して次回に備えましょう!