
SYUMI LABOのマエダです。今回は初めてキャンプに行った時の話を綴ろうと思います。
前回コメントを頂いて、やっぱり初めては少し不安ですよね?!勿論僕にも【初めてのキャンプ】の日がありました。この記事を読んで頂ければ、初挑戦の方も『行ってみるか!』となるでしょう。
【初めてのキャンプ】きっかけ
僕が初チャレンジをしたのは20代の中頃、友人2人を誘って男3人でキャンプに行きました。
何故アウトドアに出会うのかと言うと…。それもまたアホなんですが…、若い頃、時間があればパチンコばかりに行き、お金も時間も消費する日々を送っていました。
そんな日々の中、パチンコ仲間の友達と『こんなにパチンコばかりに行くのは趣味が無いからだ!』という結論にたどり着き、その日負けるであろう1万円で始められる趣味を作ろう!となりました。
ネットで調べると【釣りは安く始められる】と。その時期の生活といえば、仕事とギャンブル。ギャンブル終わりのご飯と酒。
『おっ、これなら釣りして魚でお酒も飲める!』一石二鳥でした。目からウロコ。即行動です。
ろくに調べる事もなく釣具屋のおじさんに聞きまくり、釣りを楽しむ日々。それはそれで楽しかったのです。が……
すぐにまた刺激を求め出したのです。
『キャンプ行こ!』僕のこの一言で、即予定を合わせ即行動。何も考えない僕らは、とりあえず楽しそうなら行動でした。
数日後には出発です。
時期は9月の中頃でした。
まず最初にチャレンジしたキャンプ地は無人島でした
和歌山県にある友ヶ島という離島。
とりあえず行く場所が無人島。
刺激強目のアホなアウトドアライフの始まりでした。
【初めてのキャンプ】準備
とりあえず言い出しっぺの僕が【テント、焚火台、飯盒、クッカーセット】をロゴスで買いました。ちなみにこれらは今も現役です。
もともと持っていた釣竿2本、安いクーラーボックス。
当日スーパーで買った【米1キロ、2リットルの水3本、調味料少々、コーンスープの素、ウィンナー1袋、ステーキ肉1枚、お酒多目】それに釣具屋で買った【銛2本】
この装備で無人島に挑んだのです。
そう、食料は現地調達する気で。
どのくらい荷物が少なかったかと言うと…
男3人とキャンプ道具が旧型のマーチ(軽自動車)に乗りました。レンタカーで1番安いのを借りたので…。ファミリーキャンプした事がある方は、驚愕の荷物の少なさだと思います!笑
【初めてのキャンプ】行ってみた!
無人島1泊2日の旅です。友ヶ島とは和歌山県から渡し船ですぐ着く無人島なのですが、勿論車は乗り入れられません。体のみで挑戦します。
着いた船着場に小さい売店があるのですが、夕方に売店の方が帰るので閉まります。売店の外に自動販売機が2台くらいだったか?は最低限あります。未だにちゃんと調べた事がないもので…笑。
着いた船着場から右へ向かうルートと、左へ向かうルートがありました。勿論、人が少ない方へ向かいます。左!
すぐに現れるのは、少しだけ舗装された急な階段を高台へ登ります。そして、しばらく山道を歩きます。その間、木々の中でゴソゴソ動く音がするのですが、正体はこの時わかりませんでした。
行き着く先まで歩くと、急に開けた場所に。
そこには青々と綺麗な芝生!崖の向こうには広がる大海原!大自然が待っていました。
かなりの広さがありました。チラチラとキャンパーの姿もあり、その時1組だけ8名程のグループキャンプをされてる方も居ました。
僕らも新品の、開けてもいないテントを設営します。経験者もいない。下調べもせずに来たもので、テント設営に1時間程かかり、ようやく変な形に仕上がりました。
たぶんフライシートが前後逆だったんだと思います。
そんな事より僕らには食料が必要です。すぐに2名は釣りへ。1名は素潜りへ。
結果から言いますと釣果は0です…。
その頃の僕らは、サビキ釣りに飽きてルアー釣りに移行したて。堤防専門の僕らはメバリングロッドしか持っていませんでした。なんなら、メバリングロッドとも知らず、バス釣り感覚で使いやすそうな物を調べずに買っていましたので。
荒れ狂う地磯にメバリングロッドとサンダルで挑む若者……
(良い子は決して真似しないでください…。)
素潜りも昼間にやってるので、まぁ初心者に魚を突ける訳もなく…。

疲れ果てて、すっかり夕方。ご飯です。
勿論、燃料になる炭も薪も持ってません。波打ち際から流木を拾い集めます。これだけは、数日前からカンカン照りだった為、乾いた流木を簡単に集められました。火も全員が喫煙者だったので、ライターが数個あり焚火は直ぐにスタートできました。
2合炊きの飯盒で米を炊きます。ウインナーは1人2本。ご飯にはお塩をかけて食べました!
これが…
メチャクチャ美味いんです!体が疲れているからでしょうか?炎天下で設営し、すぐに漁に向かい、そこでも汗をかいています。体が塩分を求めていたのか?米は2回炊きました。
ご飯に塩!最高に美味い。ウィンナー激ウマ。
食後にステーキと塩を肴に『なんで無人島にいるんだ?』や『食料がないのはお前が戦犯だ!』などと笑い話に花が咲き、お酒が進みます。
『あの時はどーだった』『その時は◯◯で〜』と昔話も沢山しました。本当に体力が尽きるまで笑って、3人でテントで寝袋も無しで雑魚寝しました。
翌日、諦めきれない僕らは夜が明ける前に起き、コーンスープが朝ごはんです。スープを飲むとすぐに漁へ向かいます。そこでやっと、昨日の不可解な音の理由がわかります。あまりに釣れない為、別のポイントを探し山道を歩いていました。まだまだ薄暗い中、音がする方を照らします。
『ネズミ?』
『いや、ちがう…』
『リスやん!!』
友ヶ島には野生のリスが沢山いる事に気付きました。可愛い!可愛いけど…食料が欲しいので後回しでした。まぁ勿論ボウズなんですが。
不思議な事に、仕事が朝早いと10時頃にはヘトヘトで昼食です。残っていた米を全て炊き、塩で食べます。美味い!激ウマ!
『昔の人はこんな生活だったんだろうな』と3人で話しました。
昼過ぎには帰る予定だった為、撤収作業です。
片付け方も分からぬまま、テントは収納袋にギュウギュウに押し込みました。
船着場への山道では、目が慣れたのか沢山のリスを見ました。行きよりも荷物が減り、クーラーボックスも空なので楽チンです。
もう初めてのキャンプも終わりだな〜なんて話ながら船を待っていると…
『自販機あるやん!』
僕たちは思い出し、コーラを買います。
『うっま〜!コーラってこんな甘かった?』
激ウマの激甘でした。なんか体がおかしくなってたみたいです。
そんなこんなで、帰り道でラーメンを食べ、またまた同じ様なリアクションをし。
『オモロかったなぁ〜』と初めてのキャンプが終わりを告げました。
【初めてのキャンプ】後悔は…
正直、ないですね笑。
食料がない事も、装備が貧弱だった事も、とにかく楽しさが上回っていました。本当に心の底から楽しくて、普段の毎日を忘れ、動き、夜は焚火を見ながら語り合う。本当にキャンプの楽しさが全て詰まった1泊2日だったと思います。
だからと言って、今もう1度同じ様にやるか?と問われれば…
まぁやりますよね!笑
家族は抜きで友達とですが。
【初めてのキャンプ】ハマった訳
とにかく昨日の事の様に思い出します。そして、今でもキャンプに行くと家族で僕が1番早起きです。
太陽も登る前、周りのキャンパーもまだ起きてない時間からヒッソリ音を立てずに、火を起こします。そしてお湯を沸かし、ホットコーヒーを飲む事が定番になってます。
丁度『そろそろお湯が沸くかな?』って頃に朝日が昇り出し、色んな事を思い出したり、子供達の事を考えたり、自分の将来の事を考えたりしながら…
1人でコーヒーを飲みます。
あの時は友達と。
今は家族と。
そんな時、子供達が目覚めギャーギャーが始まり、現実に強制的に引きずり戻されるんですが…笑。
まとめ
ファミリーキャンプの始まりは、こーゆー訳には行きませんよね。ただ、キャンプにいけば良い事も悪い事も。全て思い出です!
あなたもキャンプを初めてみませんか?
こんな記事で『始めよかな?』なんて人おるんかな??笑。
はじめまして^_^おもしろそうなんで読者になりました^_^よかったら友達になってください ^_^