
キャンプ場でのマナーは暗黙の了解…。
初めてのファミリーキャンプでは、1番難しいワードですよね…笑。キャンプ場でのマナーは大きく分けて2種類あります。
【暗黙の了解的ルール】と【公式にキャンプ場から指示を受けるルール】の2種類。
- 【公式にキャンプ場からのルール】は各キャンプ場によって多少違うのですが、大まかなルールを
- 【暗黙の了解的ルール】も社会的常識の範囲内ですのでそんなに気にしなくても…。
どちらも文章に起こす事が難しいのですが…それでもこれからチャレンジされるパパ&ママの為に出来るだけ、実践経験を元にまとめたいと思います♪
キャンプ場からのルール

基本的にキャンプ場のルールは、チェックイン時に指示を受ける事が多いです。
また、ちゃんと資料として紙に印刷された物を受け取る場合や、チェックアウト時に返却しなくてはいけない物(車の駐車表やキャンプをする区画番号が指示された案内など)に記載されていた事もありました。
- チェックアウトの時刻
- 場内施設の案内、使用時間
- ゴミの処理方法
- 消灯時刻
- 直火の可否
- 場内での車の扱い
これらが基本的にどこのキャンプ場でも指示を受けるルールです。(経験に基づいて記事にしてますので、各地方やキャンプ場によって多少異なる事はあると思います。)
チェックアウトの時刻とは
チェックアウト時刻は基本的にお昼12時が多いように感じます。
中には朝10時というキャンプ場もありました。それと合わせて、チェックインはお昼2〜3時くらいが多いですね!
『それまでにしっかり片付けて、ちゃんと出てくださいね!』という事なんですが、なんでわざわざそんな事を資料にしてまで渡すのか?ですが
撤収作業は意外に時間が掛かる…
という事を知らない方がたまにいるんですね。
設営って初めてのキャンプでは、結構不安な要素の大部分を占めるので、かなり多くの方がしっかり下調べをして挑まれます。
『テントはちゃんと建てられるかな??』
『YouTubeを見て、勉強してから挑もう!』
初めてのキャンプの頃を思い出すと、ベテランキャンパーの皆さんもそうだったと思います。これが変なもんで慣れてくると、設営はあんまり何にも考えなくなるんです。それと逆にベテランキャンパーになればなるほど、撤収時間の配分を気にするようになってきます。
僕自身は、最終日の朝ごはんが終わったら少しずつ撤収作業を始めます。
やはり、のんびりしたいと思ってキャンプに出かけてますから時間に追われる事はしたくない。だけれども、撤収はしなくてはいけません。
なので数時間かけて、少しずつ片付けます。
その撤収作業の中には、自宅に帰ってするのが面倒な事もしっかりやってしまいますので、帰宅してからも楽になります!
- 寝袋やグランドシートを干す
- テントを片付ける
- 朝ごはんの洗い物を済ます
- 必要ない小物を収納する
- 積める物は車に積む
大体の流れはこんな感じですかね
そしてタープとイス以外は片付けてしまうのが、我が家の基本撤収方法です。
もしも【撤収に自信がない方】や【もう少しゆっくりしたい!】という方は知っておきましょう。
※レイトチェックアウト
レイトチェックアウトとは、チェックアウト時間を伸ばして貰う事です。心得ておかなければならない事は、絶対にできる保証はない!という事。キャンプ場の混雑状況や、予約状況によって判断されます。
レイトチェックアウトを希望する方は、キャンプ場予約時に直接、キャンプ場に相談してみてください!
全てを片付けてしまうと、炎天下の中でしばらく時間を潰す事はかなりしんどいので…。タープの下、日陰でイスに腰掛けて最後の最後まで遊んでる子供を待つ!ってのがいつもの事です。
是非皆さんも時間にゆとりを持って、撤収作業に取り掛かって下さい!最後に嫌な思いにならない為です(^^;;
※ルールの指示を受けるのが、基本的にはチェックイン時なのでチェックインに関しては省略しています。
場内施設の案内・使用時間

これらは単純明快です!基本的にはチェックイン時に場内の簡易なマップを頂けます。
『トイレはココですよ〜』
『売店はココ!でも〇〇時に閉まります』
『ココに自販機があります』
『お風呂はココ!こっちにはシャワーがあるよ!』
てな事です!そんなに考える事はないとは思いますが、1点だけ。キャンプ場内、または併設の施設、近隣などにお風呂や温泉がある場合です。
キャンプでは子供達も非日常を満喫していつも以上に遊びまわる事が多く、お風呂は是非入りたい!
そんなお風呂ですが、キャンプ場で時間や予約方法に制限がある場合がほとんどです。
ホテルに泊まってる訳ではないので、いつでも気が向いたら入れるという訳ではありません。
『お風呂をご利用の方はチェックイン時に予約して下さい』
『併設の施設のお風呂はキャンプご利用の方は、〇〇円でご利用できますが、〇〇時までです』
『近隣に〇〇温泉がありますが、〇曜日が休み。〇〇時閉店です』
などです。夜ご飯を食べてる間に、お風呂の時間が間に合わなかったなどないように、しっかりとお風呂の時間や予約方法等は確認しておく事をオススメします!
ゴミ処理方法

コレは特に気にかけておく必要があります。まず基本として覚えておく事は
【各地域によってゴミの分別方法は違う!】という事。
『いつも自宅でも分別は心がけてるから大丈夫!』では、キャンプ場でのゴミの分別方法に驚く事もあるかもしれません。
特に薪や炭の燃えカスは、普段の生活では出ませんよね?
キャンプ場で【ココに捨てて下さい!】と殆どの場所で指示が出ています。安全の為ですから気をつけましょう!
(燃えカスという表現が正しくない気がしてます…。伝わっていれば良しとします。)
また、ゴミは完全持ち帰りのキャンプ場もあります。ルールですので、絶対に守りましょう!
ゴミを減らす努力をしよう!
1番良いのは、なるべくゴミを減らす事です。例えば
- 食材はパックから出して持ち込む
- お酒は空き缶対策で、ボトル系(ウイスキー・焼酎・日本酒等)を基本とし缶ビールは減らす
とかですかね。我が家が実践してるのはこの2つですが、それでもかなりゴミは減ります!各家庭でアイデアを出し合って下さい。
※ベテランキャンパーの皆さんは、ゴミを減らすアイデアも豊富にお持ちです。【ゴミをどれだけ少なくできるか?問題】は他のキャンパーからも興味の目で見られる部分なので是非チャレンジしてみて下さい♪
注意
※アウトドア全般ですが、一部のルールの守れない方…今まで一般に解放されていた場所が使えなくなったりします…。僕の好きな釣りでもそうなんです。来た時よりも綺麗にして帰りましょう!!
消灯時刻

殆どのキャンプ場では、消灯は22時と提示している所が多いイメージです。
場所によっては消灯時刻が提示されてない場合もあります。それでも、基本的には22時以降は暗くして、騒がない事はキャンパーの間では暗黙のルールです。
キャンプ場で、たまにうるさいグループと出くわす事もあるそうなんですが…。(僕は経験なし)やはり、多くのキャンパーに煙たがられる存在です。
楽しくキャンプができれば最高の思い出になるので、盛り上がっていいんですよ♪節度の問題ですね
消灯時刻も周りが寝静まったら、全消灯か最小限にしておきましょう!
焚き火にも注意!
ついでになってしまいましたが、皆さんも焚き火を楽しまれると思います!
是非、ファミリーキャンプでも焚き火にはチャレンジしてみて下さい。お子さんと普段できない会話が楽しめるかもです♪
その焚き火なのですが
『さぁ、寝るか!』と思っても、簡単には消えません。
また、消えない焚き火をもしもお水で消火して、敷地内がびしょ濡れになったとします。その次のキャンパーはどーなるでしょうか?
逆にあなたが前のキャンパーがびしょ濡れにして帰った場所を使う事になった場合…どう思うでしょうか?
ルールとして書かれていなくても、気配りも暗黙のルールですね!
なので、焚き火を楽しんだ後は時間に余裕を持って消火時間をとって下さい。我が家が以前、伺ったキャンプ場では
●21時 焚き火終了時刻
●22時 完全消灯
と決められていました。ゆったり1時間くらい焚き火の消火時間は最低でも、計算に入れておくと安心です。
※ちなみにちゃんと皆さん、時間を守ってました!
直火の可否

直火とは、直接地面で火を起こす・扱う事です。直火がOKのキャンプ場は少なくベテランキャンパーにとって、人気の要因になっていたりもします。
初心者の方は、焚き火台は必ず持っておきましょう。下調べの段階で気になる方は、キャンプ場の許可を確かめて下さい。
もしも、現地に着いて直火OKとわかれば、直火をするもしないも自由です!
自家製カマドを作ればワイルドキャンプが出来ますね♪
もしかすると、YouTubeなどを見てキャンプに憧れを持った方なんかはワイルドキャンプの魅力に取り憑かれてしまうかも?!
※大事な事なので、もう1度。キャンプ場は全てがカマドなどを作る直火がOKではありません!
なんならNGな所ばかりです。焚き火台は持ち込みましょう。
何故、直火がダメなのか?
キャンプ場は天然の芝を綺麗に保ってくれている事が多いです。
またキャンプ場でない場合も、僕の見識では植物が生えてこなくなる事が原因だと思っています。これに関しては、今回改めて調べた結果、諸説あるようです。
焚き火の消火時にも注意!
理由はどうであれ、芝生を焼いてしまうのは良くない事ですし、周りのキャンパーからしても良い目では見られません。
僕自身も、使う区画の芝が焼け焦げていた事は何度かあります。その現場を見ただけでは、焼いてしまった理由はわかりません。
ただ、【マナーの悪いキャンパーがいた】と思ってしまいます。
直火を楽しみにしている多くのキャンパーがいる事は事実です!ルールはしっかり守って楽しみましょう♪
場内での車の扱い

特にオートキャンプ場でルールが決められている事が多いのは、車のマナー。
場内を徐行運転する事は当たり前。
子供も多いですからね!
それとは別に、気をつけたいのは早朝や深夜の車の扱い方。
キャンプ場によっては【〇〇時〜〇〇時は車の使用は控えて下さい】とルールを提示している場合もあります。
そりゃそうですよね。周りの皆さんが寝ている時間に、ガサガサされれば気になりますよね。大きな車で砂利道を動くとなれば、それ相応の音がして当然。
もしもルールとして記されていない場合でも、夜22時〜翌朝7時くらいまでは車の利用は控えた方が良いと思います。
アイドリングもご法度…。
暗黙のルールですが、夜中のアイドリングも同様にご法度!
『キャンプ場で夜中にアイドリングなんてする??』
初心者の方はやってしまいがちなのです。
ではどんな時に、アイドリングが必要になるのか?
- 寝苦しい暑い夜
- 思った以上に寒くて眠れない夜
多くのキャンパーは、快適に眠れるように準備をします。快適な睡眠の為に、防寒対策を万全にしたり、暑い夜を凌ぐギアやアイデアを持っていたり。
必然的に装備が貧弱になりがちな、初心者キャンパーの多くが寝苦しい夜を経験します。
先程2つの例を上げましたが、圧倒的に多いのが『思ってた以上に寒い…』です。
防寒に関しては、準備しておけば対応できる事なので是非、思っている以上に防寒具や防寒グッズを準備しておいて下さい。
まとめ
結構、長々と綴ってしまいました。
慣れてくると全然気にしない事なのですが、僕自身も記事にしてみて
『ルールではないけど、暗黙のルールだな!』と再確認できました!
短くまとめると
【節度を持ってみんなで楽しめるようにしようね!】
【キャンプ場や自然はみんなで守ろうね!】
って、事ですね。是非初めてのファミリーキャンプで、最高の思い出を作って下さい