
リビングまで出来てしまえば、もうキャンプに出発してもいいんじゃないでしょうか
第1弾で紹介したとおりタープやツールームのリビングスペースは必要なので、まだの方はコチラ⬇︎

快適なリビングスペースの作り方
これからキャンプを始められる方にとって、キャンプ=テントという印象が強いのではないでしょうか?
案外キャンプへ行くと、テントの中にいるのは就寝時のみでほとんど使う事がないんです。では、どこにいるのか?お家で言う所謂リビングスペースにいる事が多いんです。
家族で行くファミリーキャンプや仲間と行くグループキャンプでも同じです。何か遊んでいる時や寝る時以外はリビングスペースでまったりくつろいでいます。
言ってしまえばキャンプを快適に過ごすには、快適なリビングスペースが必要!この記事ではこれからキャンプを始められる方が、快適なリビングスペースを確保出来る様に徹底解説していきます!
キャンプにおけるリビングスペースとは?

まずリビングスペースとは簡単に言うと、ご飯をみんなで食べる場所です。仲間と楽しむグループキャンプで、お酒を酌み交わし「あーでもない、こーでもない」と思い出を作るのもリビングスペースでやる事が多いです。
他にはゆったりとコーヒーでも飲みながらの休憩時間やお昼寝なんてのも、わざわざテントに行かずにリビングスペースで!ってのも多いですね。
何はともあれ、まずはやっぱりテーブルとチェアが必要ですね。他には調理器具や、食器類。熱源はどれにしようか?(炭や薪?ガス?アルコール?ガソリン?)
初めてキャンプに挑戦しようと思うと『他の人はどーしてるの??』と気になるものです。昨今のアウトドアブームで、多数のブランドやデザインが溢れてかえっておりますので、今回は必要な物だけ。デザインなどは各家庭や仲間と相談してお好みな物を。
カッコいい物からカワイイ物まで色々ありますので、是非相談してみて下さい。

リビングスペースを作る場所
リビングスペースを作るにあたって、まずリサーチが必要なのが【区画サイトか?フリーサイトか?】です。
区画サイトとは?
キャンプ場で1グループに対して、「ここから〜ここまでが貴方達の場所!」と決まっている場合を区画サイトと呼びます。
フリーサイトとは?
逆にフリーサイトとは、「ここから〜ここまで!」という決まりがありません。文字通りフリーです。だからといって1グループで広い敷地を占有するのはマナー違反なので必要最低限、周りの方との兼ね合いで場所を確保します。
ここをキャンプ地とする!
キャンプ場に着きサイトへ到着したら、まずは地面が平らな場所を確保します。
大自然のキャンプ場ですから突然の雨もあります。そんな時に地面が他の場所よりも下がっていると、周りの水が全て流れ込んでしまいます。これはテントを立てる際にも注意が必要ですが、傾斜がある場所も水の流れ道になってしまうので注意しましょう。
区画サイトの場合は自由に場所を選ぶ訳ではないので、テントとリビングスペースを用意する際に配置決めで工夫します。(どちらかと言えば、テントを優先的に平らな場所へ)
キャンプ地選びは、自由度の高いフリーサイトでは重要です。
レイアウトを決めよう
地が決まれば次はレイアウトを考えます。基本的にはテントやタープなどの大きなキャンプギアの配置さえ決まってしまえば、あとはのんびりと進めていけます。
ここで気にしておくのはテントの入り口の向きとタープの影を作る方向です。
区画サイトではお隣さんとの兼ね合いもありますが、テントの入り口から中が丸見えになるには嫌ですよね。なので入り口からの導線にタープを建て、少しでも目隠しを作っておく事をおすすめします。
キャンプでは日除けの役割を果たしてくれるタープですが、全方向を防げるわけではありません。我が家では毎回、西日に備えて角度をつけるようにしていますが、後からいじらなくて良いようにお好みで角度を調整してみて下さい。
リビングスペースに必要なモノ!
やっぱりBBQは外せませんよね?!外でお肉を焼いて…ホタテやサザエも焼いて。最高です!
ここからは快適なリビングスペースに必要なモノを順に紹介していきます。
アウトドアテーブルとチェアの選び方
まずテーブルですが、色々あります笑。収納性能が優れている物。デザインがカッコイイ物。とにかく価格が安い物。
個人的にオススメなのは…ロースタイルに出来るアウトドアテーブルです。ここで説明するLOW(ロー)とはちゃぶ台や畳の部屋のテーブルの高さをご想像下さい。
逆にHIGH(ハイ)はダイニングテーブルの高さ。我が家が使ってるのは2wayタイプ、高さ調整が出来ます。
子供用のイスに選択肢が少ないからです…。大人用に座っても小さい子ってテーブルに届きませんよね?なのでお子さんと一緒にファミリーキャンプにチャレンジされる方は、ローテーブルとローチェアの組み合わせがおすすめです。
ただ、大人のイスに関しては特にコレ!というモノはありません。デザインや収納性能で選んでもいいと思います。僕自身は肘掛けとドリンクホルダー付きを愛用しています。
《イスだけ持ってテーブルから離れて、遠くから子供が遊んでる所を見てる》
なんて場面も多いです。その時にドリンクホルダーがあると便利です。なので大人だけのグループキャンプなら、好みのアウトドアテーブルとアウトドアチェアの組み合わせで大丈夫です!

キッチンテーブルがあると便利
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あると便利なのがキッチンテーブルです。
何かと1番散らかってしまうのもリビングスペースです。ご飯を食べたり、調理をしたり…。やはり1番人が集まる場所なので当然ですが。
そんなリビングスペースにキッチンテーブルがあると大勢の食事を用意する際や、食事をする際にメインテーブルの荷物を避けておくなど、使い方は様々。
整理整頓、すっきりしたリビングスペースを確保したい方にはおすすめです!
カセットコンロで充分!
ちなみにコンロ=バーナーと呼びます、キャンパーは。何ででしょうね?それはさて置き…。
カセットコンロがオススメな理由…それは、皆さん持ってるんじゃないですか?わざわざ買うのはハマってからでOKです。多くの初心者の方がBBQ用にBBQコンロは用意するものの、他の熱源を忘れる失敗があります。
かといっていきなりガスバーナーなどは最初からは必要ありませんが、カセットコンロがあると何かと便利です。
カセットコンロがあるとこんな時に便利!
- ちょっと料理を作りたい時
- コーヒーの為にお湯が欲しい時
カセットコンロはホームセンターなどで購入できる安いモノで構わないので、持っておきましょう。
バーナーを選ぶ前に燃料選び!
キャンプにおける燃料は調理だけにあらず。その燃料で照明も使えるんです。
『このガスバーナーと、ガソリンランタンと、BBQ用に炭と…スマホ用にモバイルバッテリーと…』めんどくさくないですか?
我が家はやっと最近、欲しいガスランタンを1つ買ったので『よし!これからはガスで使える物を増やそう』と考えてます。それが『欲しいバーナーがガスだから、ガスランタン買う!』でもいいと思うんです。
思った以上にファミリーキャンプは荷物が多いです。統一して少しでも楽しましょう。
電源サイト(電気が使えるキャンプ場所)ではIHコンロもオススメですよ!燃料が無くなる心配がありませんから。
食器を用意しよう!

最近は『裏技特集〜、お皿にラップを巻いたら洗わなくてイイ!』なんてありますが…味けないですね笑。洗うのが面倒なら拭き取ってしまうのもオススメです。
オススメはプラスチック、アルミ、ステンレス
まずは割れないものがおすすめです。車でガタガタ、着いたら割れてるなんて嫌ですね。結構キャンプでは脂っぽい物も食べるのでアルミやステンレスはいいです、洗うのが楽!
グラスはサーモスなど保冷グラスがいいですね。氷も限りがあるのでドリンクやお酒を冷たく飲みたいならオススメです!100均に色々売ってるので、まずは100均でもいいと思いますよ!
照明が必要
前回も書きましたが、まずはLEDライトから揃える事をおすすめします。
小さい子供がいる家庭で、パパもママも慣れてないとなると安全第一です。LEDといっても、思ってるほど高価なものではありません。
それと照明は『少し多いかな?』くらいの数を揃える事をオススメします。大きめの物をメインに、小さい物で危ない所や見えにくい場所をフォローしておきます。
キャンプに慣れてくると、アウトドアで使える照明は【ガス】や【ガソリン】【アルコール】など多種多様です。
しかし火を使うので扱いには注意が必要です!

クーラーボックス!
これに関しては少しいい物をオススメします。僕自身、最初は安い物でキャンプを始めたんですが、ある日キャンプの師匠おじさん家族とキャンプに行ったんです。2泊3日のキャンプで、我が家のクーラーボックスは2日目の夜には大体氷は溶けてました…。師匠おじさんのクーラーボックスの氷は帰りでも、ほぼほぼ解けずに完走してたんです。
キャンプ場では、ベテランキャンパー家族がオシャレに楽しんでます。さながら大展示会です笑。
僕も『あれいいな〜』と少しずつアイテムが増えていきました。でも多少、統一感がないとか、オシャレじゃないとか…そんなん全然誰も気にしてません笑。
如実に性能の差が現れるのはクーラーボックスだけ!
キャンプで使うクーラーボックスだけは、最初からホームセンターの安価な物は避けていい物をおすすめしておきます。
さいごに

今回は快適にキャンプを過ごす為の、リビングスペースの作り方を紹介させて頂きました。
- 子供の為に低めテーブル&チェア
- カセットコンロがあると便利!
- 食器は100均でも揃えられる
- 照明は危ないから最初はLEDライトから
- クーラーボックスだけは良い物を!
是非快適なアウトドアライフにして下さいね!