
なんやかんや災害の多い日本においては、停電時も使える現金は主流派なんじゃないの?と思いきや、昨今世間を騒がす新型コロナの影響で、やっぱり時代はキャッシュレス!と掌を返しまっているSYUMI LABO執筆者のマエダです。
今回は20代でキャッシュレスに切り替えるならコレは知っておいた方が得だよ!というお話です。30代の僕からキャッシュレスの仕組みや、気をつけておくべき事を紹介していこうと思います!
キャッシュレスの仕組みを理解!
2019年あたりから一気に広まった【cashless(キャッシュレス)】という言葉。皆さんに身近なサービスだとPayPayやLINE Payなどの【〇〇Pay】でしょうか?20代の方だとクレジットカードはまだ持っていない方もいるのではないかな?と思います。
『クレジットカードは使いすぎるからダメ!』なんて僕自身も子供の頃、両親に強く言われた事を思い出します。
例えば【〇〇Pay】を利用していると、『今なら〇〇%還元』なんてのも珍しい事ではなくなりました。『あっちが安い!コッチがキャンペーンが始まった!』と、気づけばアレやコレやに登録している方もいるでしょう。
今回は『何故にキャンペーン?』の仕組みを理解していない方の為にも併せて説明していくので、知っているとキャッシュレスサービスのどれを選ぶか?の解決にも近づけると思います!
キャッシュレスサービスはどうやって儲けてる?
主なキャッシュレスの種類
- カード決済▶︎クレジットカード・デビットカード・プリペイドカード
- スマホ決済▶︎QRコード、バーコード、非接触型(お財布ケータイ、Suica、ICOCAなど)
アナタがPayPayなどのキャッシュレスサービスを使うとします。するとキャンペーン期間中で、例えば10%還元中だったら1000円の買い物をして後日100円の還元を受けます。(還元はキャッシュバックと呼んだりもします)
その場合アナタは100円得をし、キャッシュレス会社が100円損をした…という訳ではないんです。
【手数料で儲ける】
キャッシュレスサービス側は、様々な部分の手数料で儲けを出しています。例えばクレジットカードを利用する場合は、分割払いに手数料がかかります。
それ以外にも僕らお客さんがお店でキャッシュレス決済で済ますと、一旦お金はキャッシュレスサービスの運営会社へ入り、その後お店へ売り上げが振り込まれます。その時にも手数料がかかったり。
キャッシュレスサービスを運営する企業は、手数料を払ってくれる店舗や利用者を獲得する為に「今ならアッチよりキャッシュバックしますよー」とキャンペーン合戦をしています。なので僕ら利用者はあまりキャンペーンに惑わされずに、いずれキャンペーンが終わっても長く使えるサービスを選択したいですね。
利用者が得をする方法

利用者が少しでも得をする(得を感じる)には、3つのポイントに注意をすると良いでしょう。
- キャッシュバックを受ける
- ポイントを貯める
- 手数料に気をつける
【キャッシュバックを受ける】
まずキャッシュバックについてですが、コレに関しては助言を受けずとも皆さん調べると思います笑。ただし、個人的にはあまり気にしなくていいのかなと思っています。
キャッシュバックは一時的なキャンペーンなので、その都度変更する手間を考えると…。また、現在のキャンペーン合戦は消費税率が上がった事による、消費低迷を避ける為の国を挙げての還元でもあります。

キャッシュレス・ポイント還元事業とは、対象の中小・小規模の企業で買い物する際、キャッシュレス決済の2%〜5%が還元される仕組み。
コレらも2020/6月末で終了する予定なので、キャッシュバックキャンペーンはあればラッキー程度で、普段現金払いの買い物をキャッシュレス決済で済ますと、いつもより得できますね!
【ポイントを貯める!】
これからクレジットカードを利用する方が知っておきたいのが、カード発行会社から還元されるポイント機能です。
僕自身も数枚使用するクレジットカードの中で、よく利用するのが若い頃に年会費無料を理由に作ったエポスカードです。今回の記事ではどのクレジットカードがいいか?までは大変なので触れませんが、僕のライフスタイルとエポスカードは相性が良かったので、とてもポイントが貯まります!
エポス(ゴールド)カードでは各種公共料金の支払いでもポイントが付くので、携帯代や光熱費、wifiなど所謂固定費と呼ばれる物をカード払いにしておくだけで、勝手にポイントが貯まっていきます。またゴールドカードやプラチナカードにランクアップしていると、指定した最大3つの支払いがポイント3倍になるので、確実に支払いがある固定費で高いポイント還元が受けられます。
上手くポイントを貯めるには自分自身のライフスタイル(どんな支払いが多いか?)に合わせて、クレジットカードを選ぶ事が近道に繋がります。
【手数料に気をつける】
僕らユーザーはキャッシュバックやポイントを貯める事と一緒に、なるべく手数料は取られないようにしたいですね。何か商品を購入する時に分割払いにする場合や、カードローン・キャッシングを利用する場合には金利がかかってしまいます。
手数料と金利は違いますが、どちらも商品代金にプラスされるお金です。手数料、金利、年会費等。ちりも積もればなんとやら…気になる方はしっかりと調べてから利用しましょう。
時代の流れとお金
商売や事業を行う人々が考える『今』の流行は、サブスク(サブスクリプション)と呼ばれる月額固定のサービスをいかに浸透させるかです。僕自身もサービス利用者として、AmazonプライムやNetflixなどの音楽や動画配信サービス。radiko(ネットFMラジオ)のプレミアム会員。携帯電話にWiFiなど。よくよく考えると月に1万円以上は、サービス利用料を支払っています。
経営者としてはこれからの時代、オンラインの世界とオフラインの世界をどう使い分けるか?現実店舗とECサイトの使い分け。どのように顧客を掴むか?そして囲い込みをし、そしてサブスクサービスへの誘導…などなどが『今』多くの経営者が考えている事です。
毎月の固定費が多くなりがちな時代です。利用者の僕たちも賢くサービスを選び、キャッシュバック以上に無駄遣いしてしまう事などないように注意して下さいね!
まとめ
今回はキャッシュレスサービスの仕組みを中心に、解説させて戴きました。次回はクレジットカードやバーコード決済サービスの相性や、年会費なんかについても触れていきたいと思います!