
何かと便利なポータブル電源ですが、簡単に決めれる程の安価な製品はありません。後悔しない為にも是非自分に合ったモノを選んで下さい!
僕自身もポータブル電源を購入する時にはしばらくリサーチした後に買い、「やっぱりあれば便利」だと思うので、悩んでいる方の為にも情報として残しておこうと思います。
ポータブル電源は必要?シーン別で見る後悔しない為の3つの使い道
皆さんもお気づきかと思いますが高額なポータブル電源ですからリサーチしていると、どこもかしこも“とにかく大容量がオススメ“と紹介してされています。
けれど無駄な容量分お金を払うなんてバカらしいですよね。ここでは忖度なしで必要なモノが見つかるように、僕がリサーチしたポイントも紹介しています。
今回の記事では3つのポイント別にまとめていますので、気になる所へ目次から飛んでもらっても構いません!
ポータブル電源に関連する用語や容量などの見方はこちらの記事を先にお願いします。
【ポータブル電源】使うシーン別から考える

まずポータブル電源を使うシーンから考えてみましょう。たぶん多くの方がキャンプや車中泊でしょうか?僕自身の使い方も合わせて紹介するので、皆さんもどんな時に使うのか?を考えてみて下さい。
キャンプ・車中泊でポータブル電源
僕自身もキャンプには勿論持っていきます。車中泊でも使った事があるのですが、まだまだ子供が小さいもので小さいサーキュレーターを回した程度。
実際小さいサーキュレーターや電気毛布を使うくらいなら、どんなポータブル電源でも可能です。キャンプシーンだけの使用を考えるなら、そんなに悩まずデザイン・価格重視でも大丈夫だと思いますよ!
一度車中泊をしながら春先に旅行へ行ったのですが、思いの外寒くて電気毛布を使いました。ここまでは良かったのですが、やっぱり寒い時には暖房が使いたい…。
我が家のマイカーがディーゼルのキャラバンなので、音がうるさくのでアイドリングにも気を使う。正直ここまでの事を考えると、僕はサブバッテリーに憧れてます!笑
ポータブル電源1台で全てを賄おうとするのは少し大変だと思います。
車内作業には無茶苦茶便利!

昨今コロナ禍という事もあり、テレワークやリモートワークも身近な存在になりつつありますね。
僕の場合、家での仕事量が以前よりもかなり増えています。けれど子供達も割と家にいる事が多くなっていて、正直仕事どころではなかったんです。
そこで「あっポータブル電源あるわ!」と思い立ち、2020年から車で作業する事が増えました。ポータブル電源があれば、スマホやパソコン程度なら充電切れの心配は無いですし、何より静かで良いです。
精密機器には正弦波
もしも「スマホやパソコンなどの精密機械の充電にもポータブル電源を使いたい」という方は、正弦波という機能が搭載されたモノを選んでください。
似たモノで注意が必要なのは疑似正弦波や矩形波と表示されている製品もあります。
そもそもこの正弦波とは出力電気の流れを表していますが、正弦波は滑らかな波のように電気が流れるので精密機器でも動かしたり充電したりする事ができます。
疑似正弦波や矩形波はその逆。波がカクカクしているので、動かない・使えない電化製品もあると覚えておいてください。
防災グッズとしても期待する場合
我が家は関西に住んでいるので、奥さんを説得する際に「防災グッズとしても使えるから!」と口説き落としました。実際天災等々、毎年全国各地で起こりますので不安を少しでも和らげてくれています。
防災グッズとしてもポータブル電源の活躍を期待したい場合には、持ち運び出来るように重量や、貯めた電気をいかに効率よく変換できるか?という点も重要になってきます。
- 安全性
- 価格
- 電力効率
僕自身、色々とリサーチするうちに”危ないポータブル電源”の存在も知ったので、1番に安全性を選ぶように段々と考え方が変わっていきました。

【選び方】充電方法から考える
次にポータブル電源を選ぶ際に参考になるのが、充電方法から選ぶという事です。
今のところ我が家では自宅のコンセントから充電する方法と、車のシガーソケットからも充電出来る様にしています。
自宅で充電(コンセント・AC電源)

まず自宅での充電はどの製品でも出来る事ですが、裏を返せば自宅以外では充電する事ができません。車中泊やキャンプ時、途中で電力が尽きればそこまでです。
1泊2日程度のキャンプでは、正直スマホの充電や出力の小さな小型家電くらいしか使いませんし、何より充電が切れてもそこまで不便さは感じません。
2泊3日のキャンプや車中泊でポータブル電源を使う事を検討されている方は、大型の大容量タイプを選ぶのも良いですが、複数の充電方法に対応したタイプを選ぶというのも対処法の1つです。
シガーソケットから充電(アクセサリーソケットからカープラグ)
我が家で使っているポータブル電源はシガーソケットからも充電出来るので重宝しています。

車が大きいので基本的に運転席の後ろにポータブル電源を常に置いているのですが、移動の最中にも充電出来るというのは、有れば凄く便利だと思います。
キャンプ当日に充電のし忘れが発覚した時にも、目的地へ向かう間ポータブル電源へ充電出来ますし、帰り道にも充電出来ます。
因みに運転席の後ろに置いている理由は、後部座席までシガーソケットから届かないので、後部座席の人でも自由にスマホなどを充電出来るようにの為です。
ソーラーパネルからの充電
シガーソケットから充電する為のアクセサリーは、ポータブル電源本体と同梱の場合も多いですが、専用のソーラーパネルは別売りが基本です。
我が家ではまだ購入していませんが、ソーラーパネルに対応した機種を選んでいます。
天気の良い日にはキャンプ場など屋外で充電できますし、何より防災グッズとしての所持を考えるなら、性能としてソーラー充電に対応した製品を選ぶ方が良いでしょう。
【ポータブル電源】必要な容量から考える
最後に必要な容量からの選び方です。
最初の方でも言いましたが、ポータブル電源をキャンプの為に購入するならそんなに大容量ではなくても良いと思っています。
そして大容量の定義ですが、ポータブル電源の注目が集まり始めた2019年くらいまでは4万円〜5万円の製品が大容量と呼ばれていましたが、現在では7万円を超える製品や10万円を超えるような製品も多くあります。
わかっておかなければいけないのは、必ずポータブル電源の容量と値段は比例しますので、大容量の割に安すぎる製品は気をつけて下さい。
【ポータブル電源】有名メーカーと価格帯からを知る【徹底リサーチ②】では、有名メーカーの容量と価格帯を見やすくまとめました。やっぱり容量から選びたい!という方は参考にどうぞ。
おすすめポータブル電源3選
jackery400(アメリカ)
アメリカ版のアマゾンでは1番人気のメーカーです。容量サイズも複数あり、用途に合わせて選べます。海外メーカーですがレビューでは保証や対応もしっかりしているようで安心です。
ポータブル電源本体にシガーソケット用のカープラグが最初からセットで付きます。別売りの場合、コレだけで約1万円程しますので割安です。
ポータブル電源の安全性の為に、日本製を求める方もいると思います。ケンウッドから発売されているポータブル電源は、デザインやスペックがまんまjackeryなので、おそらくOEM製品だと思います。
容量だけ少しずつズレていますが、デザインが気にいるようでしたらこちらでも良いと思います。

LACITA エナーボックス(日本)
「そう言うお前はどれ使っとんねん?」の為に、我が家ではこちらのエナーボックスを愛用しています。ここで紹介しているjackeryや、このあと紹介するパワーアークとは最後まで悩みました。
最後の決め手になったのはjackeryやパワーアークがアウトドア・レジャー(キャンプなど含め)に使い勝手が良く便利に特化しているのに対して、エナーボックスは災害や防災を意識した製品だった事です。
ポータブル電源とは大きな充電池な訳ですから何かあっては困りますし、何かあった時に動いてくれないと困ります。
所持してからもう2年近くなりますが、なんの問題もなく元気です笑

PowerArQ パワーアーク(日本)
日本国内の人気では常に1,2を争っているのがパワーアークです。
性能・使い勝手はアウトドアやキャンプに特化しているように見えますが、機能面ではダントツではないでしょうか。
少し前に発売が始まったパワーアーク2からはワイヤレス充電機能やカラー展開、ポータブル電源内部にLEDライトが内臓されているなど。
キャンプ時にあれば嬉しい機能はほぼ搭載されていますし、何よりデザインが可愛いので「映える」モノが良い方にはおすすめです。